飛ばねぇブタは。

この家に引っ越してきて、今年で丸10年になります。


一階のアトリエと外装は、もう取り返しがつかないほどに原型はとどめておりません。
賃貸なのに(笑)




特に外装を彩るグリーンたちは、この北向きの試練にも耐え抜いた猛者どもばかりゆえ、ちょっと暖かくなってきたこの時期ぐらいからその新芽を荒れ狂うほどに伸ばし始めます。
まぁでも自分的にはそれもこの時期のちょっとした楽しみだったりします。


しかし今年、今までにはなかったちょっとした珍事が。




例年ならこの時期に咲いているはずのクレマチス。
が、まだ咲いてなくて。




例年ならGW前あたりに咲き始めるジャスミンが先に開花したんです!


グリーンに興味ない人にはナンノコッチャな話ですが…
先日のラジオでも庭いじりが趣味という方が


『今年は花の咲く順番がおかしい』


と話されていて、明らかに今年の気温がおかしいという証拠…と確信しました。



自然界の中でもこうやってリズムが崩れるんですから、人間でも同じことが言えそうです。
しんどいときは無理せずいきたいですね。






さて






今週めちゃくちゃ久しぶりに行ったのは“渋谷”。
普段自分が住む台東区、もしくはその近隣あたりから出ることはほとんどない生活ですが(キャンプは別腹)、どうしても欲しいものがあって、それを売っているお店が渋谷にしかない。
人混みギライな自分は渋谷と聞くだけで頭痛がしてきそうですが、そのお宝をゲットすべく行ってみました。


何を買いに行ったのかというと…


ポルコ・ロッソのスケボー!

そう、ワタシの大好きな映画“紅の豚”の主人公ポルコ・ロッソモデルのスケボーです。
スケボーなんてやらないのに(笑)

インテリアとしてどうしても欲しくて魔の渋谷まで行ったのです。



そこで接客してくれた店員さんも紅の豚が大好き!ということでメチャクチャ話が盛り上がってしまい…どんだけあのお店にいたんだろ?(笑)
だって、ジブリ好きな人ってだいたいラピュタとか魔女宅とかで、紅の豚が好きな人ってほとんどいないんですもの。
だから楽しかったのは店員さんも同じだった…ハズ(笑)



昔はポルコのような生き方に憧れました。
自分の好きな場所で、自分の力で稼いだお金で、好きなように生きる姿に。

でも何回も観るうちに自分もだんだん大人になって、あの映画の見方も変わってきました。
なぜ彼は自分で自分に魔法をかけ、豚になったのか。
そこには悲しい時代背景があることも気づきました。

でも自分の周りの人だけは本当に大切にしていて(不器用で自分勝手だけども)、後悔しないように会いたい人には自分から会いに行こうというスタンスは、この映画から学んだ気がします。


この映画の公開からもう30年の月日がたって、今は人に会わなくても生きていけるような便利な時代になったけれども、逆に無性に人に会いたくなることがある。
その素直で小さな衝動を大切にしていきたいな。



そんなことをしみじみ思いながらお会計をしにカウンターへ行くと、店員さんがおもむろに指差す方向にあったものは…




ホテルアドリアーノのネオンサイン!!

バンディ:スゲー!!めっちゃ欲しーい!!

店員:お店のオブジェなんで非売品なんです〜

バンディ:ウチの犬の名前ジーナなんです!そこをなんとか!!

店員:ホントですか!?ステキ!!



でもやっぱダメでした(笑)





【今週の看板娘】

当の本人はご主人がそんなアホなやりとりをしてるなんて知らんわな(笑)
遊んでても思わず日陰に入るような暖かさの春です。




【今週の教室風景】

そんなワケで、教室のいろんなところにポルコがおります。





【BANDY’Sレザークラフト 教室のご案内】

現在教室の方は、新規のご入会受付並びに体験教室のお申し込みを一時中止しております。
再開しましたら改めてお知らせいたします。


教室の内容や、生徒さんの作品など詳しくは教室のホームページをご覧ください!
BANDY’S Leather craft school

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