今更というか。やっとというか。

いよいよ関東地方も梅雨入りしました。



3シーズン目の我が家のアジサイ。
次の年も花を咲かせるようにと、いろ〜んな方法があるようですが、なんかよくわからなかったのでとりあえず剪定はしてみました。

そして今年は…

というか今年(も)、同じ枝に一輪だけ…でした。。。
うーん難しい。



梅雨入り宣言初っ端からよく雨が降っております。



明日の月曜日から、週間天気予報はずーっと晴れマーク。。。
もう中休み??
ってか、2週間先まで雨マークありませんけど。


令和の米騒動、ラウンド2に突入しないことを願います。





今週、こんなものを手に入れました。

一見すると、ただのボロボロのランタン。
ですがこれ、実は自分と同じ生まれ年の“バースデーイヤーランタン”です。
アウトドアブランドではとっても有名なコールマン製ですが、昔からランタンの底に製造年月日が打刻されていて、◯年◯月製までわかるようになっています。
自分もキャンプ仲間が購入したのをきっかけに、ずっと“76年10月製”を探していました。

ところが、どれだけ探しても見つかりません。
76年9月製と11月製はあるのに、10月製だけない。
月は諦めようかと思った矢先、フリマアプリでビンテージランタンを専門に取り扱っている職人さんを見つけました。
思い切ってDMで聞いてみると、『私も76年10月製はみたことがないので、もしかして作り自体がないのかもしれません』とのこと。

そりゃ見つからないはずだわ(笑)


ということでこの職人さんからフルレストアされた“76年9月製”をお迎えしました。
すでにい〜い感じにやれている感じが自分とリンクしないでもないけど…(笑)
これからのキャンプライフに彩を添えてくれることと思います!
末長くよろしくお願いします。





そして今週はこんなことも。

今更というか、やっとというか、レザークラフト教室を始めて8年、なんだか急に思い立って“プロモーション動画”を作ることにしました。
そのサンプル動画を集めるために、生徒さんにもご協力いただいてます。

レザークラフトというと、ほとんどが手縫いです。
その中でもミシン仕立てとなると、本当に少ない。
でもこの8年間、教室をはじめ、講師としていろんな活動をしてきた中で、やってみたいけどハードルが高くて躊躇している人がとっても多い…ということに気づきました。

この動画を見て、ボクの教室ではどんな設備があって、どんなことができるのか?
そして教室に通えない人でも、ミシンで革を縫うきっかけになってもらえたら…
そんな思いで作っています。

出来上がったらぜひご紹介させてください。




【お知らせ】

このブログでも告知していたJUKIさんのインスタライブフェス2025が、急遽開催延期となってしまいました。
初日の一発目にウチのアトリエをご紹介させてもらう予定でした。
トップバッターとしてなんとか盛り上げたいと、台本もしっかり作り込み、毎日毎日読んでイメトレしていただけに、延期を聞かされた時は本当に本当にショックでした。
いつ開催されるかはまだ未定とのことでしたが、楽しみにしてくれていた方々が日本中にいらっしゃると思うので、必ず開催してほしいなと思います。





【今週の看板娘】

親戚が子どもを連れて遊びにきてくれました。
ジーナにゾッコンになったみたいです(笑)


【今週の教室風景】

久しぶりの体験教室に男性が2名参加してくれました!
これから一緒にレザークラフト楽しみましょう〜




9th BD。

まもなく関東地方も梅雨入りを迎えそうです。
昔と違って、ちょっと身の危険を感じるほどの降り方をする日もありますが、我が国日本にはなくてはならない季節。


お米のためにもね。。。


アトリエのグリーンたちも賑やかになってきました。




油断すると、ビックリするところまで伸びる野ブドウのツル。
出始めの葉っぱは斑が入っていて、とってもかわいいのです。



賑やかな緑色に混じって、梅雨入り前の虫干し。
自宅で使っているギャッベという敷物。
夏に絨毯?って感じですが、ギャッベは夏こそ快適。むしろコレが使えると思うとワクワクしちゃう。
いよいよ今年もバンディ家の夏を迎える準備が始まりました。


暑いんだろうなぁ〜今年も。






さて






先週の6月1日は、我が家の愛犬ジーナの誕生日でした。


今年で9歳。あっという間です。
毛色はすっかりロマンスグレーになりました。


せっかくなのでジーナを連れて、お誕生日旅行に行ってきました。
向かったのは長野県黒姫。



池のほとりにある、犬も滞在オッケーな一棟貸しの施設。
そして飼い主にも嬉しい…



プライベートサウナ付き!
こりゃもう三昧確定です。



このサウナは自分で温度を上げていくセルフ式。
薪のサウナは初めてで、とっても楽しみにしてました。
キャンプの経験が生かされて、無事に点火。




いや〜…薪サウナ、最高でした!
普段入ってるサウナと温度は同じなのに、不思議と薪火の方がぜんぜんしんどくなくて、いつもより身体がポッカポカになりました。
地下水の水風呂、自然の中での整いタイム、すべてが気持ち良すぎ。
いい経験ができました。




その後晩ごはんで、これまた初挑戦の薪火ステーキ!
火加減がメチャクチャ難しかったけど、じっくり丁寧に焼いて奇跡的な焼き上がりに。
普通の鶏もも肉でも、薪火の香りがする極上のお味でした。



さらにご当地スーパーで見つけた謎の食材“森のほたて”。
試しに買って焼いてみることに。



この見た目、何かわかりますか?
確かに繊維がホタテっぽいけど、誰でも絶対に見たことがある食材。だけどそれをこんな食べ方しようなんて思った人いるんだろうか…




正解はえのきの根本!なんなら切って捨てちゃう部分。
普段自分たちがよく買うえのきよりだいぶ大きいものだけど、これ…めちゃくちゃ美味しい!なんせえのきの味が濃くて、普段食べてるえのきってなんなの?って思っちゃうほどに。

お値段、一個60円。

今度から長野に来た時は必ず買って食べようとヨメさんと堅く誓いました。




健康診断でちょこちょこ引っかかり出したとこもあったり、昔は永遠やってたボール遊びもちょっと疲れが出るようになったけど、まだまだ元気!
これからもいっぱい一緒にお出かけしたいと思います。


誕生日おめでとう!





【イベント情報】

JUKIさんのオンラインイベント“JUKIインスタグラムライブフェス2025”に出演させていただきます!
ライブフェスの名前の通り、当日は生中継でアトリエのご紹介やレザークラフトのこと、さらには自分からビッグニュースもあります!
世界中どこからでもインスタグラムを通じて参加できますので、ぜひご覧ください。





【今週の看板娘】

旅行先でジーナとそっくりな毛色のトイプードルと遭遇!
犬見知り具合まで一緒でした(笑)



【今週の教室風景】

フランスとイギリスのなんとも不思議な組み合わせのバッグが進行中です。。。





やってよかったワンツー。

『この歳になって、理想のバッグを自分で作ることになるなんて思いもしなかったなぁ。』


できあがったバッグを見ながら、一人の生徒さんがそうつぶやきました。
実はこちらの生徒さん、昔バッグ関係の仕事をされていたそうで、自分でデザインしたバッグやオーダーが入ったバッグを職人さんに作らせて販売していたとのこと。
なので普通の人よりはたくさんのバッグを見てきたことでしょう。

そんな彼女が自分で作るようになり、ウチの教室に通うこと5年半。
バッグを売ることも作ることも経験してきた人が発した一言に、思わず“重み”のようなものを感じました。




『職人さんに作らせてたときはもっとあーしろ、こーしろと簡単に言っちゃってたけど、いま自分が作る立場になってみると、それがなんとまぁ大変なことか…本当に申し訳なかったなぁって思いますよ。』


そんな両方の立場になって初めてわかったことで、少し自責の念に駆られた彼女でしたが、今は純粋にバッグを作る楽しみを味わってもらいたい。
好きなことをはじめて、続けていけば、いくつになってもこんな素晴らしい瞬間を味わえるということを目の前で見て、思わず自分の胸も熱くなりました。


教室、やってよかったなぁ。






さて






さかのぼること1ヶ月前、いつもお世話になっているJUKIさんから久しぶりのオンラインイベントへの出演依頼をいただきました!
先日詳細が発表されたのでコチラにも。



JUKIインスタライブフェス 2025

JUKIさんを代表する作家さんと一緒に肩を並べさせていただいてますが、自分以外のお三方はインスタのフォロワー数何万人の方ばかり…
たしかに洋裁とレザークラフトではそもそも人口が違いすぎですが、それにしたってこの並びに入れていただいたことはメチャクチャ光栄なことです。


タイムマシンに乗って10年前の自分に教えてやりたいぜ!(笑)
教室やっててよかった〜 Part2。




自分の出演スケジュールは6月17日(火)の午前11時から。
JUKIさんのキャラクター“ボビンちゃん”がウチのアトリエを紹介してくれます。
リアルイベントもいいけれど、日本中もっと言えば世界中の人が参加できるっていうのが最大の利点のオンラインイベント。
そんな方々にウチのアトリエを紹介できるなんて、本当にありがたい。

本番ではアトリエの紹介だけじゃなくて、もちろんレザークラフトに関するご質問にもお答えしますので、ぜひぜひインスタグラムにてご覧ください!


コメントしてね〜(笑)




※来週のブログは所要のためお休みになります。




【今週の看板娘】

拗ねると自分の小屋に入ってこのポーズ。
面白いだけやけど?(笑)



【今週の教室風景】

新しい自由課題バッグ製作中!
どんな感じになるか作る本人が一番楽しみです。



昭和の遊び、令和の遊び。

『これからレザークラフト始めたいんですけど、何から揃えたらいいですか?』



そう言われて来店する方を、日々お相手させてもらっていたアルバイト時代。
何を作りたいか?予算はいくらか?などを聞いてご案内しておりました。

正確な数字ではなく、あくまでも自分の感覚ですが、そうやってレザークラフトを始められて、『今度はこんなものを作りたい』とお店に2度目の来店をしてくれる確率…10%にも満たない気がします。
続けられないにはいろいろと理由があると思う。


“思ってたより(想像してたより)〇〇だった”


なんて、なんにでもあることだけど、ことレザークラフトに関すれば
・思ってたより音が出る(主に手縫い)
・思ってたより専用道具がいる
・思ってたより革の種類が多くて何を選べばいいかわからない
・思ってたより消耗品が多くてお金がかかる
こんな感じで辞めてしまう理由はなんぼでもある気がする。


そんな中、十年ほど前。当時自分が接客させてもらって、レザークラフトをスタートさせたお客さんで、忘れられない方がいます。
このときすでに定年を超えてらっしゃっていたか、まだだったかは忘れてしまったけど、作ったものをお店に持ってきてくれては


『ダメ出ししてください』


と毎回言われ、その度に返答に困りながらも自分なりにアドバイスさせてもらってました。
やがて手縫いからミシンにシフトし、見事革作家の道へ。
積極的にイベントに出店され、作ったものが売れる喜びを伝えるSNSを拝見しては、とても嬉しく思っていました。

そして今年のGW。



笠間のイベントに出店されているところに、会いに行かせてもらいました!

『もうあと何年できるかわかんないよ〜』

なんて言われてたけど、なんのなんの。
キレイに並べられたバッグたちは十分売り物としてのレベルに達しているし、ここまでできるようになったのにやめてどうすんのよ!な〜んてエラそうに言ってみたり(笑)


作って、人と交流して、報酬を得る。


誰もがやりたくてもできないサイクルを、自らの情熱と行動力で生み出したことは本当に素晴らしいことだと思うし、人生の先輩として尊敬します。
細く長く、ご自分のペースでモノづくりライフ楽しんでいってください!

おじゃましました。







さて






とってもいい季節です。
そうとなればやることは一つ。



ハイ、キャンプ〜

いい時期は思ってるより短いですからね!
行ける時にバンバン行っておかないと。
今回のキャンプ地は千葉の山奥。
都内から1時間ちょいも走ればこんなステキなキャンプ場がありました。




今回のパートナーもSさん。
もうね、彼と行くとホンマに楽チン。



黙っていても…



次から次へと美味しい料理を作ってくれます。




サイトのすぐ裏に気持ちい〜い滝と川があったので




久しぶりに水切りにチャレンジ!
こんなの昭和時代以来かも(笑)
結果は….




ドボーン!

何度やってもダメでした(笑)




気を取り直して、またまた美味しいご飯を堪能していると

『バンディさん、いま流行りのやつやってあげましょうか?』

と言いつつ、スマホをいじる彼。



ハイ、バンディジブリ風〜

こ、これがウワサの!!
正直似てるかって言われたら似てないけど(笑)、なんかめっちゃ嬉しい!!

『あ、こっちの方が似てるかも…』

と差し出されたスマホを見てみると



北斗の拳風!!

もう後ろにひっくり返りそうなほど笑いました(笑)
確かにこっちの方が…でも『ガシャア』って効果音なによ!?(笑)

いやー楽しかった。




昭和の遊びに令和の遊び。
懐かしさと最新を両方楽しめる自分たち世代はとってもラッキーかもしれない。
でもこの“楽しむ”という精神を、これからもずっと持ち続けたいと思う。






【今週の看板娘】

彼女も“ボールは楽しい!”って精神を、ずっと持ち続けていますなっ。



【今週の教室風景】

生徒さんからの差し入れ。
せんべいでこんなカタチ作っちゃうなんて….なんか粋だねぇ〜なんて感心しながらみんなでいただきました。
ごちそうさまです!





DIYの余地。

今週、自分が一番愛する映画“紅の豚”がテレビでやってました。
もう軽く100回以上は観てると思うけど、それでも観ない理由はありません。



まだこの映画の本質を何もわからずに観ていた若いころは、ジーナやポルコのような深く、渋みのある大人に自分もいつかなりたいと憧れたものです。

でも今は見方がまったく違います。

時代に翻弄され、愛する人を失い、人生をめちゃくちゃにされながらも、人とのつながりを大切にし、与えられた環境の中で自分らしく生きるキャラクターたち。

ジーナの設定年齢は38歳。
自分はその年齢の遥か上になったのに、彼らのような人間の深みは作られていない。
でも背負っている悲しみの量が圧倒的に違うことを考えれば、それはもしかしたら幸せなことなのかもしれない…


何度観てもいろんな気づきを与えてくれる映画に出会えたことは、かけがえのない人生の宝物。
みなさんはどんな宝物をお持ちですか?








さて







毎年GWになると、不思議と“DIY”がしたくなります。
しかし、我がアトリエもDIYにDIYが重ねられて、もうこれ以上やることがあるのか!といった具合。

ところが先日、ど〜しても教室に欲しい機材があって、それを勢いで購入することに。
その機材をどこに設置するのか?
考えて考えて….なんとかなるかも!とひらめいた瞬間、パチーンっとDIYスイッチがオン!
いざ今年のGWDIYのネタとなりました。



漉き機と棚の間に、もう一つ作業台を入れたい。そのために。



土間の部分を玄関の扉ギリギリまで減らして、床を増設することに。



ストックしてある床に使っているのと同じ足場板をカットして塗装します。



言われなきゃ気づかないぐらいになかなかうまくできました!



続いてスキマに入れる作業台も、ミリ単位でギリギリまでカットします。



そしていよいよコイツをセットするときが来ました….



ドーン!

オーストラリア製のハンドクリッカー、一番デカいやつです!
これで大きな抜き型もサクッといけます。



クリッカーの上にスペースができたので、追加で棚も作りました!
このアトリエはもうこれ以上いじれる余地はないと思っていたけど、アイデア出せばまだまだいけました♪

いやー久しぶりのDIY、めっちゃ楽しかったなぁ〜!





【今週の看板娘】

まだまだ元気にボール追っかけます!
風に吹かれて貫禄あります!


【今週の教室風景】

新しく入っていただいた生徒さん。
型紙の基礎は大変ですが、じっくり向き合ってくれてます。
早く作りたいと思いますが、この基礎が支えてくれますので頑張ってくださいね。





ご縁に呼ばれて千葉県へ。

不意に懐かしい人と再会する機会があると、嬉しいという感情と共に、この方とはご縁があったんだな〜と感じます。

今週はそんな機会がありました。
しかもお二人。



まず尋ねたのは




岡製作所さん

看板を見て、ピンときたアナタはレザークラフター(笑)
可愛らしいひし目打ちの看板が目印。

岡製作所さんはレザークラフト、中でも“手縫い”に特化した道具を専門に製作している会社です。



そして自分がいつも大変お世話になっているレザーメイトさとうさんと社長の岡さんは、実は元同僚。
さらに岡さんの息子さんがウチの教室に通ってくれている生徒さん。
そんなご縁プラス、岡さんが工場とショールームを新設したとのことで、さとうさんと一緒にお邪魔してきました。


一本一本手作りされる美しい道具たち。
こういう道具を作る職人さんもどんどんいなくなってしまっていますが、その最後の砦を守る…だけでなく、常に良いものを作ろうとする岡さんの絶え間ない努力、さらには社長として会社の運営をしながら、高齢の職人さんたちを支える配慮まで。
ご自分も職人でありながら、いろんなことに気を配られている姿に頭が下がる思いです。



一流の職人さんである社長、そしてその背中を追いかける息子さん、裏でしっかり会社を支える奥様。
真新しい工場で働くみなさんは、理想的な昔ながらの家族経営。
これからもその技術で革業界をしっかりと支えていってもらえたら嬉しいです。
おじゃましました!




そして次の嬉しい再会は…




日本人らしからぬ立派なドレッドヘアーがトレードマークのTakumiさん。
彼との出会いは3年前。
ウチの教室の体験教室に参加していただいたのがきっかけでした。
その出立ちと優しいお人柄にメチャクチャ興味を抱きましたが、お会いしたのはその一度だけ。

ところがつい先日、インスタグラムでたまたま彼を見つけ、何を作っているのかとのぞきに行くと…



めちゃくちゃカッコいいブレーディング(編み込み)とアンティークビーズのアクセサリー職人さんだったのです!
自分も一応革職人ですが、好きなのにできないのがこのブレーディング。
本を見ながら何度も挑戦しましたが、まともに完成した試しがありません。
それでも欲しくて、ちまたに売られているブレーディングのブレスレットを何度も買おうとはしました。
でもどれも作りがイマイチ。


“いつか職人が魂込めて編み込んだブレスレットが欲しい”


その一本に出会うまで買うまいと決めた日から10年以上の時がたち、彼のインスタグラムを見ていよいよその時が来たと確信したのです。

すぐにDMでお会いしたいと伝えたところ、会って直接商品を見せてもらえることになりました。




お忙しい中あまりお時間を取らせては申し訳ないと、オーダーしたらすぐに帰るはずでした。
ところが不思議なことにお互いの過去や境遇、人生に対する考え方までもが話せば話すほど似ていて、お互いの話に興味が尽きず気づけばあっという間に3時間!

中でもお互い築地市場で働いてたことがわかった時は、コーヒー吹き出すかと思いました(笑)


プリン付きのかわい〜いパンケーキを注文するドレッドヘアと金髪のイカつい男二人組。
『好きなんだからいいでしょ』と言わんばかりに堂々と注文したつもりが、運んできてくれた若い女性の店員さんに『甘い物お好きなんですね!』と不意に言われ、二人して『そうなんっすよ〜エヘヘへ….』と情けない照れ笑いしか返せなかったところまで一緒でした(笑)



出来上がりまで2ヶ月。
夏の楽しみがまたひとつ増えました♪




作るものは違えど、革業界というくくりで言えば同じ土俵に立つお二人。
たくさんお話を聞かせてもらった中で、お二人に共通したのが


“下手に手を広げず、自分の得意分野で狭く、深く勝負する”


ということ。
この考え方には自分も共感しかありません。
“自分の強みは何か?”それを掘り下げた先に、自分らしく生きるという自由が待っている。
今回いただいたご縁は、自営業としての道標を再確認させてもらった出会いでした。


岡さん、Takumiさんありがとうございました!






【今週の看板娘】

実はちょっと前から元気がなかったジーナ。
病院に行ったら病名がつきました。
今すぐどうのってことはないと思うけど、ジーナももうすぐ9歳。
現実とちゃんと向き合いながら、これからも楽しい時間を一緒に過ごしていこうと思います!



【今週の教室風景】

ちょっと機会があって、久しぶりに教室の入り口をパチリ。
これが誰かのお店だったらメチャクチャ嫉妬するって思えるほど、自分にとって大好きな空間で生きていけることを心から嬉しいと感じました。(手前味噌山盛り感がスゴい(笑))





我らデビュー屋さん。

2025年、早くもGWに入りました。


毎年GWは特に関係なく過ごすバンディ家ですが、これが始まると

『あ〜GWなんやなぁ〜』

と気づく瞬間があります。


それは、我が家のハゴロモジャスミンの開花。
毎年この頃になると甘い香りと共に、その小さくかわいい花をたくさん見せてくれます。

“ハゴロモジャスミン”
その花の名前をどこで知ったのか、正直覚えてません。
でもどうしても育ててみたくなった自分は、探して探してやっとの思いで見つけたのが、とある花屋さんの棚…の下。
その暗〜い空間に、ほとんど枯れた状態で放置されていた1本の苗でした。

そんな状態でもやっと出会えたハゴロモジャスミン。
お店の人に買いたいと伝えると


『よかったら差し上げます。ぜひ元気に咲かせてあげてください!』


あれから8年。
根は1階にあるのに、どうやって2階の手すりまでたどり着いたのかいまだにナゾだけど、その甘い香りと満開の花を見せるGWは、バンディ家にとっては桜の開花と同じぐらい心躍る季節なのです。






さて






今週はお休みをいただいて、キャンプに行ってきました。
キャンプ歴もそこそこ年数を重ねてくると、これからキャンプを始めたい、とりあえず一回やってみたい、そんな人たちのお手伝いをする機会も増えてきます。

そして今回もデビューのお手伝い。
お相手は



地元の友達夫婦。

帰省して、一緒にごはんを食べるたびに『道具は持ってるのになかなか始められない』と話す二人を、キャンプ沼にはめてやろうとバンディ流“おもてなしキャンプ”に誘い出したのです。

実は去年の秋が初回のはずでしたが、天気に恵まれず断念。
ですが今年はバンディが一番行ってみたかったキャンプ場、さらに一番人気のサイトを3か月前から予約し、あとは日頃の行いをよくするのみ…で、当日。



サイコーかよー!!

富士山周辺のキャンプ場で、その姿が見える確率は50%と言われてますが、なんとまぁべッピンさんなこと!
極上の眺めを堪能させていただきました。




あとは基本的なことをレクチャー。
薪割りに苦戦する姿を見ると始めた頃の自分を思い出します。

『コツがわかってきた!楽しい!』

友達夫婦も同じアラフィフ世代。
幾つになっても初めてのことをやるっていいよねー。



逆に自分は“ペタンク”という競技を教えてもらったり。
単純だけどメチャクチャ奥深くて楽しい!
そのうち道具をポチリそう(笑)



そして富士山周辺のキャンプ場の一番の楽しみといえば、起きてテントを開けた瞬間の一番富士を見ること。

さてさて…



完璧。

最初は思わず『うわ〜!!』となりますが、あまりの神々しさにその後は声も出ません。
咲き残ってくれた桜と一緒に見ることができたその風景は、疲れたアラフィフたちの心を優しく洗い流してくれました。



『今度あそこのキャンプ場行ってみようか!』

そんな会話が友達夫婦から自然と生まれて、ホッと一安心。
お互いアラフィフになってカラダのガタがいろいろと出始めたけど、キャンプは様々なことが自分たちのペースにコントロールできる、とってもいい趣味だと思う。
次一緒にキャンプするときには、そのキャリアを少しでも積み上げてくれていたら嬉しいな。






【今週の看板娘】

『なんだコイツは!?』ってお互いに思ってるんだろう、きっと(笑)



【今週の教室風景】

レザークラフトで重要な工程の一つ、裁断。
正確に、そして材料を無駄にしないように、集中してカット。





思うところあって。

生業で革の作家や職人をやっている人に限ったことではないと思いますが、自分のまわりでは極端に分かれてる気がします。


プライベートでもレザークラフトをやるか?やらないか?


自分はほとんどやりません。
っていうと、結構驚かれることもあります。
なんでやらないのか?って考えたときに、ふと思うのは『一番最初に始めたきっかけが、趣味か?仕事か?』ではないかと思うのです。

趣味ではじめて、それで食えるようになればそれはいいことなんじゃないかなぁと思います。
でもたまに“好きでやってたのに、仕事にしたら嫌いになった”なんて話も聞きますが(笑)

やっぱり好きで始めた人はプライベートでもやるし、最初から仕事だとやらないような気がします。
となると自分は後者ですが、まったくやらないわけではありません。
自分がプライベートでレザークラフトをやる数少ない機会は、数年に一度の自分用のサイフ作りと、趣味に関するアイテム。
ということで、久しぶりにプライベートレザークラフトやってみました。



作ったのはキャンプで使うランタンにつけるフューエルエプロン…

普段は小難しいバッグ作ってるのに、プライベートはコレかよ!!っていうね(笑)
とはいえ切った貼っただけとはならず、売り物になるぐらいのレベルまでいろいろと小細工ができるのは生業の特権ですかね。
いい感じにエイジングしてってくれたらいいな〜。






さて






今週は本当に久しぶりにこんなイベントに行ってきました。


ホビーショー

モノづくり界隈では多分日本一有名なイベントかと。
とはいえ実はプライベートで訪れたことが一度もありません。
そんな自分が行こうと思った動機は“視察”。

2025年、仕事のことで自分の中では一つ大きな動きをしてみようと思ってまして、その動向を探りに….なんて言ったら大げさかもしれませんが、やっぱり現場を見て、肌で感じるのが一番かなとの思いで足を運びました。


ミシンメーカーさんのブースを回ったり、個人作家さんをみて回ったり。
素性を隠して革のワークショップにしれ〜っと参加してみようかと思ったり、やっぱりやめてみたり(笑)
革関係のブースもいくつか出てるかな〜と思いましたが、実際は1ブースだけ。



でもけっこう常に人だかりはできてる感じでした。
これは…チャンスかもしれません。

“すべての答えは顧客が持っている”プラス、その期待を超えるモノを提供したい。

今年はそちらに労力を費やしていきたいと思います。
さて、どうなることやら。






【今週の看板娘】

トリミングに行ってサッパリ!
アフロがちっちゃくて、なんだかおかっぱ頭みたいです(笑)



【今週の教室風景】

生徒さんがオリジナルバッグを思案中。
まずは床革でサンプル作り。
出来上がりが楽しみです!




咲いた、咲いた。

なーらんだ、なーらんだ、あーか・しーろ・きいろ。




ヨメさんがもらってきた球根を植えて、天塩にかけて育てたチューリップ。
何色かもわからなかったのに、不思議と並んだ赤・白・黄色。

こんな真北向きの玄関先では花なんて咲くこともあるまい。ましてやチューリップなんて燦々と日光が降り注ぐ環境じゃないと…ねぇ〜?

な〜んて話してた人間どもをよそに、見事な咲きっぷり。お見事。
それにしても、昔はチューリップなんて見抜きもしなかったのに、我が家で咲けばなんとまぁ愛おしいこと。
いつまでそのかわいらしい姿を見せてくれることやら。



そして春のメインイベントも行ってきました。



お花見….より目立つものが(笑)
ちょうど定休日に満開、さらにお天気もヨシ、ということで今年も無事お花見をすることができました。


みなさんも春を満喫してますか?





こんな爽やかなブログなのに、実は絶賛頭痛地獄に両足を突っ込んでおりますので今日はこの辺で。





【今週の看板娘】

春風を浴びて、気持ちよさそうなジーナの顔を見てやってくださいな。



【今週の教室風景】

『こんなバッグができちゃうんですね〜』

3つ目の課題バッグが完成して嬉しそうな生徒さん。
なんと山形県から通って下さってます。
次からいよいよ自由課題。さらにたくさん作っていきましょうね!





浅草の奇跡。

ほとんど日当たりがないことで有名な我が教室ですが(知らんけど(笑))、なんとまぁ奇跡的なことが起こりました。





ダメもとで植えたチューリップがその蕾を開かせたのです!

なんかもうバンディ感激。
植物が好きで、いくつものグリーンを迎えてきましたが、その日当たりの悪さゆえほとんどが成長することができず、特に“花系”はほとんど咲いたことがありません。
なのでここ数年は花を植えるどころか、タネを買うことすらしていませんでした。

そしたら、たまたまヨメさんがいただいてきたチューリップの球根。

『これもたぶんダメやろなぁ』

と植える前から正直諦めモードでしたが、とりあえず水だけは切らさないよう気をつけること約2ヶ月。
なんとまぁこの神々しい姿よ!…ってチューリップに対して初めて思いましたが(笑)

でもこれは嬉しいですねぇ〜。
世の中を明るくするニュースは今年も大谷翔平が活躍する姿だけかと思っておりましたが、こんなにも身近なところで心がパッと晴れやかになるニュースに触れ、『今年はいい春だ』なんてひとり勝手にほくそ笑んでおりました(笑)




そして今週の6日は、現在のアトリエをショップとしても世の中にオープンした日でした。
この物件に引っ越してきてから、約2年はアトリエ(作業場)をメインとしていましたが、この東京浅草の片隅で、小さな小さなショップをオープンさせたのが10年前。


実はその日の記憶はほとんどありません。


唯一覚えているのは、その日は花散らしの雨がしとしとと降っていて、祝いの席では定番の、『雨降って地固まると申しますが….』という挨拶を、本当にそうであってほしいと心から願っていたことを思い出します。





今や教室がメインとなったこのアトリエで、そのショップの名残の一つとなったこの看板。
当時はこのヌメ革で作った文字が、いいエイジングを重ねられるまで続けてられますように….そんな願いを込めて作ったもの。

おかげさまでそのエイジングは唯一無二の様相になり、奇跡的に10年続けてくることができました。


今は生徒さんの誰かがお店をオープンできるように後押しできたら嬉しい。
この場所を通じて、10年前とは人との関わり方が変わったけど、これからも自分を信じる心は変わらずに歩んでいきたいと思います。


まだまだやりたいこといっぱいあるしね!






【今週の看板娘】

だいぶモジャってボヘミア〜ンな感じですが元気です(笑)
来週トリミングね!



【今週の教室風景】

久しぶりの体験教室!
新しく入っていただいた生徒さん、どうぞよろしくお願いします。
一緒にレザークラフト楽しみましょうね。