小話。3つ。

【小話その1】

玄関を開けると、そこは雪国でした。


って、どこかで聞いたことがあるような1フレーズですが…
この景色を見た瞬間、自分の中に浮かんだ言葉は


『あ、やっぱりな。』


でした。


東京に来てそこそこ長くなってきたものですから、なんか今年の冬は変だったな〜と思うと『あ、これはもしかしたら3月末にドカ雪パターン?』なんて予測がつくようになってきました。

そしたら案の定です。


こんなツッコミどころ満載な日が奇しくも教室の日。
午前中に予約をしてくれてた生徒さんたちは、軒並み真冬の格好&雪まみれで来てくれました。
この日は一日中雪の話題で持ちきりでしたが、そのあとに続くハワイのみやげ話…

気持ち的気温の乱高下がハンパない1日でした(笑)





【小話その2】

先日行ったハワイでめちゃくちゃビックリしたことがあったのでその話をば。


期間中、1日だけウクレレの先生が誘ってくれたプライベートツアーに参加してきました。
現地のコーディネーターの人が、The ハワイ!っていう名所や、地元民だけが知ってる穴場まで、クルマで1日かけて案内をしてくれるというので、とっても楽しみにしていました。

当日、待ち合わせ場所で待っていると、迎えに来てくれたのは日本人のコーディネーターさん。
そして乗ってきたクルマは…



テスラ!

テスラ自体はコッチで友達に乗せてもらったりしていたので特に驚きはしないんですが…
本当に驚いたのはここから。


『全員乗りましたか〜?それでは出発しま〜す!』


とコーディネーターさん、おもむろにクルマに向かって


『KCCファーマーズマーケット』


と言うと、スルスル〜っと勝手にクルマが出発するじゃないですか!
このときコーディネーターさんはハンドルを握ってもいなければアクセルも踏んでいない。
ただ、運転席に座ってるだけ!
まさに『リアルナイトライダーかよ!!』(昭和生まれの方ならわかるはず(笑))です。

その後もクルマは交差点でちゃんと止まり、青になれば発進する。
そのまま高速道路に乗り込み、なんなら遅いクルマがいれば車線変更して追い越す。
高速を降りてグネグネの下道を走り、無事に目的地のKCCファーマーズマーケットに着いただけでなく、なんと駐車場にちゃんと入れて停まったのです。


もう一回言いますが、出発から到着まで、運転手はなんにもしてません。
座って、前を向いてるだけ…

最新の自動運転技術がこんなことになってるとは。


クルマのことにもめちゃくちゃ詳しいコーディネーターさん、『日本ではまだまだ難しいでしょうね…』と言いつつ、『アメリカ本土ではベンチャー企業が空飛ぶクルマの実験をバンバンやってますからね〜。まぁこれもおっきなタイヤメーカーがある日本では報道されてないでしょうけど。』ですって。


とはいえ、日本には日本の良さがあるんで、なんでもかんでも羨ましいと思ったわけではないけど、ウン十年自らの手でハンドルを握ってきた者としてはこの“完全自動運転”の経験は凄まじく衝撃的でした。
ま、いずれは日本でもこれが当たり前の日が来るのだとは思いますが。


今後もしアメリカへ行かれる方はぜひ一度経験して見てください!





【小話その3】

先週、久しぶりに教室の新規生徒さんを募集させてもらいました。
今回も4名募集のところに、本当にたくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございます。
抽選で4名の方に連絡させていただきましたが、ご期待に添えなかったみなさん本当に申し訳ないです。

以前は入会待ちも受けていました。
しかし入会のお声がけが1年以上先になってしまったこともあり、ご連絡させてもらってもほとんどがお断りされます。
でも当然です。
レザークラフトをやりたい!って思って応募してくれたときが一番やりたいときです。
1年後に連絡が来たって、そりゃ気持ちや環境は変わっています。
そのときも申し訳ない気持ちがあって、数年前に入会待ちを受け付けるのをやめました。

それで今は抽選にさせてもらっています。

でもそれはそれでまたしんどい。
当選された方以外はバッサリですから。
めげずに2回目に挑戦してくださる方もたまにいらっしゃいますが、レザークラフトをやりたい!教室に入りたい!という気持ちに応えることができない申し訳なさ。

なにが正解なのかと、何年もずっと自問自答しておる次第です。


とはいえ。今回ご縁をいただいた方々はどうぞよろしくお願いいたします。





【今週の看板娘】

週末は雪景色から打って変わって半袖の陽気!
早咲きの桜が満開、ジーナのアフロヘアーも満開です♪



【今週の教室風景】

『バッグの注文2つもらいました!』と生徒さん。
これはこれはステキなバッグが出来上がったんじゃないでしょうか〜!?




現地人かよ。

『バンディ、こんなイベントがあるんですが興味ありませんか?』


去年の11月、そう言って声をかけてくれたのは、自分がお世話になっているウクレレの先生でした。
詳しく聞くと、ウクレレの本場ハワイで行われる“ホノルルフェスティバル”というイベントに出場するため、生徒さんの中から出場者を募っているとのこと。
気持ち的には

『ぜひ参加させてください!』

と即決でしたが、教室があります。
日程を聞き、カレンダーで確認すると、奇跡的に教室をお休みすることなく行けることが判明!
その場でイベントの参加を決断しました。


ハワイは2回目で、行こうと思ったらがんばって行くこともできる。
けど、ウクレレを始めたころは、まさかこんな機会がめぐってくるなんて思いもしなかったし、本場ハワイのステージに立って演奏できるなんて夢のような話。


“モノより思い出”


いつかクルマのCMで決まり文句のように使われていた一言を、ひっそりと心の中で大切にしている自分にとって、このチャンスを逃す手はありません。

そしてお話をいただいてから4ヶ月。



ワ・イ・ハ〜♪

最高気温27℃、こんな海に囲まれているのに湿度も低く、とっても快適!
こりゃみんな好きになっちゃうよね〜



ただ、物価は引くほど高い!
ある程度予測はしていたとはいえ、ドルから日本円に計算すると思わず『なんでやねん!!』って大声で叫びたくなります(笑)

写真のチーズバーガーセット、二人分で約1万円ナリ….。
しかもモスバーガーのほうが全然ウマいし(笑)

まぁでも旅先でケチるのはヤボってことで。
とりあえず食べたいもんは食べました!
けどやっぱりアメリカのご飯はちょっと苦手。
まぁしょうがない。




そしてイベント当日、みんなお揃いの衣装でステージに立ちました!




ご覧のように女性が多いですが、男性も4名参加。
一生懸命練習してきた曲を気持ちよく演奏することができました!



まるで自分だけ踏み台に立ってるような感じですが、天然ものです(笑)



ステージでの演奏が終わると、次はパレード!
ホノルルのメインストリートを通行止めにして、30組の演者たちが次々と演目を披露しながら練り歩きます。



歩く距離、なんと1.5Km!
みんなで演奏をしながらの行進です。




そのスタートからゴールまで、沿道には本当にたくさんの観客がいて、こちらからアクションを起こせばみ〜んなノリノリで応えてくれてメチャクチャ興奮しました!
なんだかディズニーのキャストになった気分(笑)




大きなトラブルもなく、みんなそろって無事に完走することができました♪


気持ちいい疲れを感じながらみんなでゴールすると、先生から

『この先にダイヤモンドヘッドがキレイに見える広場があるので、そこで最後に1曲みんなで演奏しませんか?』

と提案が。
演奏する曲はズバリ“カイマナヒラ”。
ハワイ語でダイヤモンドヘッドのことを意味します。



〜Kaimana Hila〜
I waho mākou i ka pō nei(昨夜私たちが外に出ると)
A ʻike i ka nani o Kaimana Hila(カイマナヒラが美しく見えました)
Kaimana Hila, kau mai i luna(カイマナヒラは高くそびえています)


歌い終わると、カメラマンたちが一斉に空に向かって指をさしました。



その指差す方向にはなんと大きな虹が!
ハワイで虹が見れると、またもう一度来ることができる、という諺があるそう。
その日に備えてまた、お仕事頑張りますかね。



素晴らしい機会をいただいたマリ先生と。
このあと、周りにいたメンバーに『現地人ウクレレプレーヤーみたい!』って爆笑されました(笑)





【お留守番の看板娘】

大型犬仲間といい子にしてたみたいです。
留守番ありがとうね!



【今週の教室風景】

今週、うっかりミスを連発した生徒さんがいらっしゃって、帰り際『大丈夫ですか?』と声をかけたら、『今息子のお嫁さんが孫を出産してて気が気じゃなくて…』とビックリな答えに思わず『レザークラフトなんかしてる場合じゃないですやん!!』ってツッコんでしまいました(笑)
その後無事に産まれたとご報告いただき、ホッと一安心。



全部本当だった。

待ち侘びた春を感じることができる、心がホッとするような暖かい日が多かった今週。
教室をやっていると、コンコンっと扉をノックする音が。
振り向くとそこには、大きなビニール袋を差し出す大家さんの姿がありました。


『今朝釣りたてだから、よかったら食べて。』



その袋には一目で新鮮さがわかるピッチピチのアジが10尾。
生で食べるなら鮮度が命。この日は夜の教室もあるけど、その合間にチャチャっと捌いていただくことにしました。



昔築地の魚河岸で働いていた頃は、数えきれないほどのアジを捌きました。
だけど辞めてからは魚を捌く機会なんてほとんどありません。

でも手順は身体が覚えてる。

台所にあった小さな包丁で昔の感覚を思い出しながら捌いていくと、ふと、当時築地で使わせてもらっていた小出刃を思い出しました。
その小出刃は歴代の職人たちに握られ続けたことで柄の真ん中が痩せていて、刃は何度も何度も研がれてとても小さくなっていました。
でも先輩がチョンチョンに研いでくれたその小出刃は、アジを捌くのに本当にちょうどよかった。
力なんてまったくいらない。狙った位置に刃を滑らせれば、骨から剥がされた身の表面はピカピカに輝き、なんて使いやすかったんだろうと15年近く経ってから気づく。



その頃の経験が今になって生かされるなんて当時は思ってもみなかったけど、そのおかげで美味しいアジをいただくことができました。
人生に無駄なことなんてないんやな〜って思ったり。単純(笑)

ごちそうさまでした!






さて






『ビキッ!』


少し騒がしいところにいたら聞き逃してしまいそうなぐらいの音だけど、そんなイヤな音が膝から聞こえたのは1月の下旬ごろでした。


『あ〜…やっちゃったか。』


これになるとしばらく治りません。
というのも、この膝は東京に出てくる直前にケガをしたところ。
当時3ヶ月かけてリハビリをしましたが、早く上京したい気持ちが抑えられず、完治しないまま出てきました。
先に書いた築地で足を引きずりながら働き、やがて痛みもなくなりましたが、ちょっと無理をすると再び痛みだすことがたまにあって、まさにそのスイッチになる“音”が聞こえてしまったのです。


こうなるとほとんど歩けない。
50mほど歩いただけで、帰りは絶望的な気持ちと痛みが襲いかかります。
ジーナを抱っこして階段の登り降りなんてもってのほか。
もう1ヶ月以上ヨメさんに頼む始末。
本当に申し訳ない。


ちょっと前に出かけた陶器市も、実はほとんど歩けていませんでした。


2月も終わりに近づいた頃、ちょっとずつ痛みが引いてきたので、1ヶ月以上ぶりに朝の散歩に出かけました。




梅もすっかり見頃になっていて、なんだか浦島太郎状態です(笑)



来週、とあるイベントに参加してきます。
そこでがんばって歩かなきゃいけないので、なんとかリハビリに励む毎日。


膝が痛い、腰も痛い、脂ものは重たく感じるようになったし、もうちょっと勉強しておけばよかったなぁ〜と思う日もある。
なんなら先日、たまたま観た時代劇に心が震えたりもした。

あの頃ウソだと思っていた大人の言っていたことが、ぜ〜んぶ本当になってることに気づいた48歳の春…。
でもまぁ足を引きずってでもイベント楽しんでこようと思います(笑)


ということで来週のブログはお休みです。
イベントの模様はまたの機会に。





【今週の看板娘】

病院の歯石除去キャンペーンなるイベントで軽い気持ちで診てもらったら、なんと歯を5本も抜かなきゃいけないハメに。
老後のための適切な判断と思いたいけど….なんかゴメンって気持ちが抑えられません。



【今週の教室風景】

ちょうど全員お昼ごはんを食べるタイミングが揃ったので、みんなでタイ料理ランチ会。
いろんな話ができて楽しかったです♪






2025年新作ワークショップ。

実は2025年に入ってから、“甘いものを食べるのは定休日(周1)だけ”と決めております。(先週生徒さんからいただいたチョコレートはいただきました♪)

そうなると必然的に『せっかく食べるなら美味しいスイーツを…。』となりまして、我がGoogleマップのリストで探しては『来週はここに行くか…。』とほくそ笑んでおります。

インスタグラムなどを見てると、いわゆる“グルメ系”の方々の投稿が勝手に次から次へと流れてきます。半ば強制的に。『好きでしょ?こういうの。』と言わんばかりに(笑)
投稿されて流れてくるのはどうしたって都内のお店が多いので、ありがたいことに気に入ったらすぐに行ける環境ではあります。
地方の方だと『美味しそう!』って思っても、『どーせTokyoでしょ?…ほらね〜』が定番の流れ。
自分も地元にいた頃はそうでした。

もちろんそういう投稿も参考にします。インスタで見つけて今までいろ〜んなお店に行きました。が、….実際はほとんどリピートなし。一回限りで終わってしまうことが多い。
インスタの“映え”とテレビの“メチャクチャ美味しい!”はほとんど信用ならない。というのが自分の結論。


とはいえ。


たま〜に大当たりもあるわけで…。



先週はど〜してもパンケーキが食べたくて、チェックしてあったお店にご来店。
さてお味は…!?


フツーかよ。映えるよねぇ〜(笑)





さて





今日は2025年最初のワークショップでした!
しかも新作。一発目。
準備をやれどもやれども不安が尽きることはありませんが、大丈夫と信じて受講者さんをお迎えします。



初日に受けたいただいた4名さま。
北は長野県、西は島根県からのご参加。ありがとうございます!

バッグの外見は同じでも、内装はバラバラにするのがウチのワークショップ。
ジャンケンで決めてもらいました。



1日過ぎたけどニャンコ柄。


スモークピンクの音符柄。


ヒッコリー柄。


そして見本にも使っていたレコード柄。


今回はバッグが大きめなのに


狭い作業台でちょっと申し訳なかったです。


でもがんばって出来上がったバッグをひっくり返す瞬間はたまりません。


全員無事に完成しました!

ちょっと予定時間をオーバーしてしまったけど、その分皆さんじっくり取り組んでいただて、大きなミスもなく立派なトートバッグが出来上がりました。


『こういうバッグ、いつか作ってみたいと思ってたんです!』


まさにこのワークショップのタイトル“いつか作ってみたいトートバッグ”通りのお言葉をいただいて、良かったです!
SL-700EXを使って、ぜひこれからもレザークラフトを楽しんでくださいね。
ご参加ありがとうございました。






【今週の看板娘】

サロンに行ってサッパリんこ。
カット代がご主人様より高いってどーゆーことやねん(笑)



【今週の教室風景】

『この組み合わせでいこうと思います!』と差し出された色をみて、思わず『桜餅かよ!』って言ってしまった(笑)
まぁ時期的には何もおかしくはないね。




久しぶりの。

今日は午前中からYouTubeの撮影でした。





まったく訳のわからぬまま始めたYouTube。
実際にやってみると、人気YouTuberと呼ばれる人たちのスゴさを思い知ることになりました。
今や撮影はスマートフォンで十分ですが、照明・音声などの機材の購入とセッティング、撮影した映像の編集、そして台本や構成作り…。
編集と撮影は動画に詳しい生徒さんに協力してもらってますが、あとは基本ひとり。
本当に少しずつではありますが、生徒さんと二人三脚でボチボチ更新しております。

今年に入ってから、ありがたいことにインスタグラムのフォロワー数をYouTubeのフォロワー数が超えました!

ミシン仕立てのレザークラフトは情報も少なく、いまだに少しハードルが高いと思われてますが、日々自分の元に届くYouTubeへの反応や問い合わせの多さに、『興味を持っている人はたくさんいる!』と実感する毎日です。
自分が発信する情報が、どこかで誰かの役に立って、少しでもレザークラフトを盛り上げていければ嬉しいです。

更新頻度は少ないですが、なるべく有益な内容にすべく制作しておりますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。


BANDY’S レザークラフト教室 YouTubeチャンネル






さて





冬晴れが続く東京….といえばなんとな〜くスッキリ気持ちいい感じもありますが、実際はカラッカラのカッサカサな毎日です。

とはいえ、良いお天気はお出かけ日和。
ちょうど定休日の火曜日が建国記念日で祭日だったので、普段はあまり行けることのないイベントに家族で参加してきました。



偶然見つけたそのイベントは、陶器市。
器大好きな自分は、この陶器市に以前行った佐賀県の窯元が出店してると知り、喜び勇んで行って参りました。




イベント開始と同時に、ドドドド〜っとお客さんがつめかけます。




佐賀県で直接見て、一気にファンになった波佐見焼。
伝統とポップの融合がたまりません。

欲を言えばもうちょっとゆっくり見たかったけど、なんせスゴい人混み。
自分の買い物のモットー“これでいいかじゃなく、これがいい!と思えるものを買う”に従ってアンテナをピピピーっと張り巡らせ、かわい子ちゃんを数点ゲット♪

久しぶりの陶器市を存分に楽しめましたっ。




春はもうすぐそこに。






【今週の看板娘】

ジーナも公園を満喫….芝生だらけのボールが(笑)



【今週の教室風景】

タグの文字、何入れますか?と聞くと、今年還暦だから!と渡された文字。
いいねぇ〜♪自分もこんな還暦になりたいわ〜



チョット疲れた。

朝起きて、白湯を一杯飲み干して、ごはんを食べて着替えたら、アトリエに降りるのが8時半。
なにはともあれラジオde体操、掃除機かけたらグリーンに水を。
最後に神棚のお水を交換したら作業開始。

というのが毎朝のルーティン。


すると、ひょこっと顔を出したヨメさん。
『大丈夫?』と一言。

なんでそんなこと言うのかなって思ったら、『元気がないように見える』とのこと。


確かに今月はチョット忙しい。
教室のほかに課題バッグキットの準備、ワークショップの企画と準備、YouTubeの台本書き、JUKIさんのインスタ記事、そして…年に一度の大仕事、確定申告。



ま、先日のカレー屋さんと違って、一人で好きにやってるからいいんやけど(笑)
2月もまだ前半だというのに…チョット疲れた。





お気に入りで、ここ2年ぐらい通ってたサウナが突然の廃業。
なので今は銭湯にリフレッシュへ。

銭湯って実はあんまり得意じゃなかったけど、ゆっくりできる遅めの時間帯はいい感じ。


ってか、疲れてるときのブログは暗い!(笑)
ま、そういうことよね。


疲れる前に休む!っていつから言ってんだろ。
2月もまだまだあるので、そろそろ休みます。





【今週の看板娘】

最近お気に入りの3色だんご!風のおもちゃ。
くわえた仕草がホンマにお団子食べてるみたいで、何度見ても笑ってしまう(笑)



【今週の教室風景】

さぁいよいよバッグが生まれる瞬間!
見ているこっちもドキドキします…。

後半戦はコレだね。

一番最初の印象は


『え?怒ってんの?』


でした。
初めて来たお客さん(自分)にそんな印象を与えるお店が近所にできました。
そのお店は小さなスパイスカレー屋さん。
あんまり本格的なスパイスカレーは好んでは食べないけど、近所だし美味しかったら生徒さんにも薦めようとランチで入ってみました。

店内には2組お客さんがいます。
カウンターの奥には40代ぐらいと思われる店主がワンオペでやっているようでした。
目の前のカウンターに座り、注文しようにもずっと調理をしていて一向にこちらを見ようともしません。


『すいません。』  無視。

『すいません〜』  無視。

『すいません!注文いいですか!』


僕と店主の距離は1メートル足らず。
そして3回目のすいません!でやっとこちらをチラ見して一言。


『ちょっと待って。』


なに怒ってんねん!!
2組客がいるぐらいでテンパってんのかよ!!
ちょっとお待ちくださいね〜♪ぐらい言えへんのかい!!
てか、自分が好きでワンオペやってんのと違うんかいぃぃぃ!!
って、わずか1秒ぐらいで鬼の4連ちゃんツッコミが心の中に出たことが自分でビックリ(笑)

そのあとなんとか注文を聞いてもらい料理の到着を待ってると、一人のお客さんが入ってきました。


『注文いいですか?』  無視。

『なんか注文の方法があるんですか?』  無視。


ここまでくるともはや面白おかしくなってきて、笑いを堪えるためにひたすらカウンターの天板を見つめることしかできない状態の自分。


『お待たせしました〜』


ってそれは言えるんかい!!とまたまた心の中でツッコミつつ(笑)

運ばれてきたカレーの美味しいこと!
こういう本格的なスパイスカレーで今まで食べた中ではナンバーワンかも…

あっという間に平らげてお会計をお願いしようとすると、さっきの無視されてたお客さん、もう声をかける余力すらなくなって、カウンターに座ったまま放置されておりました(笑)
いつになったらこの人の注文を聞いてあげるのか、その後も観察したくてしょうがなかったですが、時間がなくて渋々お店を後にすることに。


あの一人客に『ほら!ガンバって声かけてみ!』って言ってあげたかったナァ。。。


また面白い店が一つ、浅草に誕生です♪





さて





先月から教室に新しく入ってくれた生徒さんから、こんな相談を受けました。


『自宅の革漉き機がまったく使えなくなっちゃったんです。見てもらえないでしょうか?』


聞けばバッグや洋服の仕立てのお仕事をされていて、革漉き機もすでに持っているものの、まったく使えなくなってしまったという。
購入したミシン屋さんは廃業してしまい、他のミシン屋さんにも見てもらえず、困り果て…といった内容でした。

それは大変と早速日程を調整し、生徒さんのご自宅にお邪魔しました。


修理というか、調整だけの問題かな〜と見せてもらうと予想通り。
正しい位置に調整をし、刃を研ぎ直したあとは使い方のレクチャー。
小一時間ほどでちゃんと使えるようになりました!


自分も駆け出しのころはいろんな機械トラブルがありました。
そしていつも助けてくれたのは先輩職人のO崎さん。
忙しい中いつも時間を作ってくれて、見にきてくれたり教えてもらいに行ったり。
なので困った時に助けてもらえるありがたみが、本当に身にしみてわかります。

そして今は自分が助けてあげられる立場になることができた。
今から自分がレザー職人、作家として第一線で活躍することはもうないけど、これから夢を叶えようと頑張る人たちの手助けをしたい。

自分の気持ちに偽りなくそう思えるようになった瞬間、『あ〜、これが人生後半戦の生きがいかもな〜』と車の中で一人、ニヤニヤしながら浅草に帰ったのでした。





【今週の看板娘】

『シャンプーちゃんとできました!』と風呂場から飛び出して報告しにくるジーナ。
エライエライ♪


【今週の教室風景】

またとんでもねーバッグが一つ生まれました!
あ、娘さん(2歳)用ね(笑)




ご縁ってあるよ。ゼッタイ。

『去年より早く、そして量も多い…』


申し訳ない、自分はまったく関係ないんですが…
昼間はポカポカ陽気だった今週、教室に入ってくるなり

『暑い!暑い!』

と上着を脱ぎだす生徒さんたち。
それと同じぐらいいらっしゃるのが

『あ〜〜〜、グズグズ。』

そう、花粉症の人たち。
その生徒さんたちの様子を見るようになってから、ニュースで冒頭の一文を聞いてふと、思う。


花粉って、今年は“遅い“とか“少ない”とか、人間にとって良い方向の話はまったくもって聞いたことがない。と。


このままいったら、10年後ぐらいには年末に飛び始めるんじゃないかしら(笑)




幸いにもアレルギーのたぐいはまったくのゼロな自分。
丈夫なカラダに産んでくれたおふくろには感謝しかありません。

『花粉症の病院代や薬代がないなんていいなぁ』

って生徒さんに言われたりもしますが、歯と首と腰と膝の今まで払った治療代、すべて合算したらちょっとした軽自動車ぐらいは買えそうです(笑)



花粉症で春の足音を感じる….なんて風情もなにもあったもんじゃないですが、我が家ではこんなもので季節の足音を感じたりしております。



ヨメさんがもらってきたチューリップの球根から、新芽が見事に顔を出しはじめました。
ほんの少し、先端が出始めたのを見つけたときの嬉しさったら!
今はこの子たちを立派に咲かせてやりたい一心ですが、なんせウチはドがつくほどの北向き。日当たりは一才ナシ。
このままいったらかわいがるあまり投光器でも設置してやろうかなんて勢いですが、菊の花じゃあるまいし(笑)
なんとかこの子たちに希望の光を!….と悩む毎日です。





さて





出会ったきっかけは、このブログの前にやっていたアメブロでした。
2010年に独立するもうちょっと前。
まだバッグの学校に行っていた頃、友達に促されるまま始めたアメブロに、自分が作ったバッグや日々のことを綴ったりしておりました。

もちろんどこのだれが書いてるかわからないブログなんて、だれも読んでくれません。
だけど、インターネット空間に自分が紡ぎ出した文章を書き込み、自分が良いと思った光景を写真に収めて貼り付ける。
そんな未知の体験が楽しくて、夢中になって書いていたことを思い出します。


懐かしくなって探したらまだネット上に残ってた…

最初の投稿は2009年7月20日。
なんと今年で16年もブログをやってるのかー!って自分でビックリ(笑)


そんな好き勝手やっていたブログを、ある日一人の女性がフォローしてくれました。
それからしばらくの間、お互いにコメントをやり取りしていると、その女性はご夫婦で伊豆でペンションをやっていることがわかりました。
このご縁は面白い!と直感した自分は、早速本名でペンションを予約し、出迎えてくれた女性に


『はじめましてバンディです!いつもブログ見てくれてありがとうございます!』


女性『エーーーーーーっ!!』
(バタバタっと後ろに行き、ご主人を連れて戻ってくる)
二人『エーーーーーーっ!!!!』
主人『プ、プロレスラーの方ですか!?』


今もハッキリ思い出すこのやりとり(笑)、ボクがのちに伊豆の兄ちゃん姉ちゃんと慕うことになるお二人との出会いは、2010年7月のことでした。
それからというもの、何度も何度も伊豆に遊びに行って、楽しい時も人生に行き詰まってしんどかった時も


『バンディおかえりーっ!』


っていつも満面の笑みで迎えてくれたお二人。
一時ちょっと疎遠になってしまったことがあったけど、奇跡の再会を果たしたのはなんとキャンプ場!
いくら仲が良かったって縁がなけりゃ離れる、いくら会ってなくても縁がありゃまた会える。
まさに“ご縁”って本当にあるんだと実感した瞬間でした。


そんなお二人が先日、アトリエに遊びにきてくれました。
話は尽きず、あっという間の4時間….
この兄ちゃんは自分のことを顧みず、人が喜ぶこと、人に頼りにされることが大好きな人間なので、ときにやりすぎて自分自身がしんどい状況になってしまうことも。
でも天使のような姉ちゃんがいつもそばに寄り添って、兄ちゃんが立ち上がる手助けを何度も何度もする。そう何度でも。

兄ちゃんが席を外した隙に思わず『姉ちゃん大丈夫?』と聞くと


『彼は私にとって天使みたいな存在なのよ!』


だって。
泣けるやないか。
でもそんな二人が大好きだけどね。



ずっと繋がってくれてありがとね!
また一緒にキャンプ行こー!





【今週の看板娘】

ゴメン!ジーナの朝ごはんは帰ってからね〜



【今週の教室風景】

偶然みんなお菓子を差し入れてくれて、プチお菓子パーティ状態(笑)




氷の世界。

日常です。すっかり。

生徒さんに渡す領収書に“2025…”って書くと、『あ、年明けてるんやな』って気付かされるぐらいの普段通りの日常です。


あ、でも先日、改めて年明けを感じる出来事が。




レザーメイトのさとうさんに恒例のお年玉をもらいました!
そして書いてある名前は絶対“バンディちゃん”。
多分もう10年以上いただいておりますので、もはやツッコミもしません(笑)

でもでもホントにありがたい。

今年も一緒にレザークラフトを盛り上げていきましょうね♪





さて





ウチの教室でにわかに盛り上がりを見せているキャンプ部。
年末にメンバーの一人が初完ソロ(初めてのひとりぼっちキャンプ)を見事に完遂しまして、その冬キャンに目覚めた話を聞いてたら心のキャンプ欲がウズウズしてきまして(笑)
ヨメさんとジーナを巻き込んで2025年初の一泊弾丸キャンプに行ってきました。



栃木の山の方だったので防寒対策は山ほどしていったのですが…奇跡的に2日ともほぼ無風!
もちろん空気は冷たいけど、風さえなければも〜う快適快適。
テントの設営で汗をかくほどでした。




日が暮れて、流石に冷えてくればこれの出番。


熱燗!

甘酒の(笑)
お酒はいっさい飲めないけど、甘酒だけはすきなんですよね〜。
コトコトと湯煎で温めてフーフー言いながらチビチビやれば、最高かよ!って叫びたくなります。



そして焚き火は冬の醍醐味。
炎をぼんやり眺めつつ、ふと頭を上げればそこには満点の星空。
この趣味を始めて、本当に良かったなって思える瞬間です。

凍えるような思いをすることもなく、身も心もポカポカになって眠りにつきました。



朝起きると



一面!!




氷の世界〜!!

夜はどうやらマイナス3℃ぐらいになったようです…。

でも防寒対策さえしっかりしていけば、やっぱり冬キャンプ楽しい!
今年もいいキャンプの思い出がいっぱいできますようにっ。





【今週の看板娘】

まさに犬は喜び庭駆け回り状態!
友達にもらった立派な犬服着て、右へ左へ忙しそうにしておりました(笑)



【今週の教室風景】

なんか毎年年明けに新しいバッグ作ってる気がする…
というワケで今年も。
一つのトートバッグをSL-700EXで作るバージョンと、教室用のちょっと難しいバージョンの2種類で作ってみようかと思います。



後半に期待。

改めまして、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


つい先日まで『良いお年を〜』なんて言ってたのに、あっという間に日常が戻ってきました。
みなさんはどんな年末年始を過ごされましたか?


自分は31日に地元へ帰省し、のんびりだらりんとしておりました。
地元で久しぶりに会う予定だった友達も、直前になってインフルエンザになってしまいあえなくキャンセル。
年明けの教室で聞いても、体調を崩して寝正月になってしまった生徒さんも多かったようです。

でもとりあえず。

お正月が一年で一番好きなイベントであるワタクシは…



これまた大好きなおせち料理をいただきまして




深夜12時をまわったら伊勢神宮外宮さんへ初詣。
今年のおみくじは去年と同じ“末吉”。
無理をせず、自分のペースでやっていきましょう。



そして今年は日をずらしてめずらしく内宮さんへもご参拝。
物心ついた頃から伊勢神宮に初詣に来ていましたが、元旦じゃなければこんなにも人が少ないことを48年生きてきて始めて知りました。
これからはこのタイミングで来ることにしよっと。



そして帰省したらお約束の、大大大好きなうな丼!
張り切って大盛りにしたら食べきれなかった…あぁ情けねぇ。



ひょんなことからおふくろと二人でイオンへ買い物へ。
二人でスーパーへ行くなんて何年ぶりだろう。
たまに帰れば“おふくろも歳とったなぁ”って感じることもあるけど、売り場に向かってスイスイと歩いて行く後ろ姿を見れば、元気でいてくれてありがたいなってつくづく思います。



バンディが唯一信じている星座占いによると、今年はめっちゃ良いことも、あんまり良くないことも両方あるみたいだけど、6月10日以降にめっちゃ名が売れる出来事があるんだとか!
マツコの知らない世界で“レザークラフトの世界”をやらせてもらえるとか!?(笑)

まぁでも自分は商売の才能とか全然ないなーってことはわかってるので。
今年も目の前のお仕事に集中しつつ、なにかまたいいアイデアが浮かんだらドンドン実現させていこうと思います。

とはいえ…後半は楽しみ(ウフフ)





【今週の看板娘】

ジーナもゆっくり…してるな(笑)



【今週の教室風景】

地元に帰省していた生徒さんからこんなお土産をいただきました。
鹿児島県民なら誰もが知ってるお菓子だそう。
新食感でビックリしましたが、とっても美味しくいただきました!