帰宅ラッシュの満員電車に乗るなんて、何年ぶりだろう。
木曜日、教室が終わってからせっせと向かったのは池袋。
天気がよけりゃ気合いで自転車で行ってやろうなんて企てていたけど、こんな時期ゆえその心意気はあっさりと空振りに終わりました。
浅草から池袋。
距離にしたらそんなに大したことないのに、公共交通機関のつながりが今ひとつ悪い。
もう10年もこの街に住んでいるので、池袋へ行くことがどれだけめんどくさいことか大いにわかっているはずなのだけれども、そんなことはどうでもいいと感じるほどのイベントでした。
数年前から都内を中心にジャズ喫茶回りが自分のちょっとしたブーム。
そんな若輩の自分でも名前は知っているほど有名な、ジャズ喫茶ベイシー。
そのお店のドキュメント映画の上映会と、この映画に携わった方々のトークショーのイベントでした。
映画は言わずもがな、とてもとても興味深く観せてもらったのですが、トークショーに参加していた某オーディオ雑誌の編集長の言葉にとても感銘を受けました。
『今まで何十万円、何百万円、さらには何千万円という金額のシステムを聴いてきましたが、そんな金額なんてどうでもいいんです。自分の部屋に自分の好きな音楽を響かせれば、それで十分オーディオを愉しんでるということです。』
これにはとってもとっても同意します。
確かにウチのアトリエにはかっちょいいスピーカーがありますが、それは他の人よりちょっとだけいい音で聴くのが好きなだけ。
最近はイヤホンで音楽を聴くという人が大多数だと思うけど、たまには好きな音を空間に放ち、それを身体に浴びるのも結構気持ちがいいものですヨ♪
さて
今週はかなり久しぶりのメンツでゴハンを食べに行きました。
そのメンツとは高校の同じクラスだった友達。
三重県立伊勢工業高校電気科で3年間一緒でした。
一人は名古屋から大阪、そして埼玉へと転勤してきて、数年前に奇跡的にこっちで再会したM。
もう一人は地元企業から単身赴任で横浜へ出向。そしたら地元企業が倒産してしまい、帰るに帰れなくなったW。
このWが集まって数分でこんな話をするもんだから、みんなで大笑い!
当の本人にしてみればたまったもんじゃないだろうけど、それを笑い飛ばせることが旧友のいいところだと思う。
親は元気か?
地元には帰ってるか?
他の奴らとは連絡とってるか?
そして…
自分らの身体の調子はどうか?(笑)
話は尽きることがないけど、こと親の話になるとそれぞれの事情や環境を口にする。
全員の親が70代。
最近の70代は昔に比べてぜんぜん元気だと思うけど、何か急なことがあってもおかしくない。
お盆と正月、年2回会うとして、元気なうちにあと何回会うことができるんだろう…
自分らの生活拠点は完全にコチラになってしまったけど、できる限り親にしてあげられることはしてあげたいと思うよな〜。
なんてしみじみと話してたらWがいきなり
『オレ、嫁さんから離婚届送られてきてさ〜』
オイオイオイ!聞いたるやんかその話!(笑)
ってそのあとはさすがに茶化すのはヤメてじっくり聞きましたけどね〜
大人になれば新しい出会いもたくさんあるし、新しい友達もできる。
でも、ガキの頃の時間を一緒に過ごした友達は、今から作ることはできない。
地元を離れた自分にとって、こういう友達とのご縁は大切にしていきたいと思う次第です。
また集まろう!
【今週の看板娘】
そんなところに寝たら邪魔なのにねぇ〜
みなさんに可愛がってもらえてありがたい限りです。
【今週の教室風景】
『お母さんにプレゼントしたいんです!』
と革選びからじっくりと取り組んでいた生徒さん。
とっても素敵なショルダーバッグが完成しました!
お母さんの好みの色を探して見つけた革で本体はもちろん、ベルトまでオールレザー。
内装につけられたタグには“My son’s made.(私の息子が作ったの!)”の文字。
そこにいた女性の生徒さん全員が『こんな息子が欲しい〜!!』って絶叫してました(笑)
お母さんもきっと『嬉しい!!』って絶叫してくれるはずです!
お疲れ様でした。
【BANDY’Sレザークラフト 教室のご案内】
現在教室の方は、新規のご入会受付並びに体験教室のお申し込みを一時中止しております。
再開しましたら改めてお知らせいたします。
教室の内容や、生徒さんの作品など詳しくは教室のホームページをご覧ください!
⇨BANDY’S Leather craft school