なくなってわかるありがたみ。

不便です。。。
自転車がないと。
なくなってみると、ほぼ毎日のように乗っていたんだと気付かされます。



先週のブログで長年愛用してきた自転車がまた壊れたと書きました。
自転車をどーするか、アレから本当にいろいろと悩みました。
それで出た一つの決断。



“買い換える”




そーなると、じゃあ次は何にするか。
一つとっても気になっていた自転車があるのですが…いよいよ電動!
とある海外のメーカーのもので、まぁ〜カッコいい。

とりあえず実物と試乗を、ということで、表参道にあるショップに行ってみました。



店員:ご予約はいただいてますか?

バン:いえ、ちょっと試乗させてもらいたいなって思いまして。

店員:ご予約いただかないと試乗はできないんです。

バン:え?じゃあお店の前で少しまたがるだけでも….

店員:お断りしております。



すると、予約しているというお客が来まして。



店員:(自分に向かって)恐れ入りますが、お店の外に出ていただけますか?ご質問がありましたら他のものがそちらで伺います。


予約してなかった自分も悪いし、まぁ聞きたいことだけ聞くか…と外で待っていましたが、待てど暮らせどスタッフは来ない。
店の中にヒマそうなスタッフが4人もいるのに!!



まぁ完全に買う気は失せましたわな(笑)



と、いうことで結果どーなったかと言いますと。

また10年は乗りたいので、せっかくだから1から自分だけのオリジナル自転車を考えて、お店に組んでもらおうと思います!!


イメージは…


こんな感じ♪
自転車の1番の使用目的は買い物と仕入れなので、楽なポジションでサッと乗れて、荷物が積めるようにしたい。
あと、サイドバッグとか革を持って帰れるホルダーとか自分で作ろうかな!


自転車ないとめっちゃ不便なのに、何ヶ月かかるんじゃこりゃ(笑)





まだまだカラダが本調子じゃないので、せめてもと楽しい妄想にふけっております★






【今週の看板娘】

まだまだ暑いので、散歩の時は首元を冷やしてGO!




【今週の教室風景】

『これでくるみぼたんを作りたいんです!』
と生徒さんから渡されたのは、キレイにマーブリングされた革。
0.3ミリに薄くして渡すと、ご自身でキュキュッとくるんで…
あらステキ。
こんなカシメやホックが付いてたら、思わず笑顔になってしまいますね♪




【レザークラフト 教室のご案内】


『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
詳細・お申し込みは下記のリンクからどうぞ。

教室の内容や、生徒さんの作品など詳しくは教室のホームページをご覧ください!
BANDY’S Leather craft school

下記材料屋さんにもパンフレットを置いていただいておりますので、ぜひお手に取ってご覧下さい。

レザーメイト さとう さん
三洋商会 さん
角田商店 さん
Kファスナー さん

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

小ネタ。いくつか。

なんだか今週はカラダがだる〜い一週間でした。
普段からそんなにイライラする方じゃないんですが、ちょっとしたことですぐ“イラッ”っとしてしまう。

まさに心と体は心身一体といったところでしょうか。


疲れてるのかなぁ。。。




でも今週は小ネタがいくつかあったので、まとめ。




愛車がまたパンク。
ちょっと前にタイヤ交換したばっかりなのに。
この“12インチ”のタイヤが手に入りにくくてコマッタコマッタ。
パーツがなくなるのはマイナー車ゆえの宿命か。

かれこれ15年乗ってきたけど、いよいよ潮時かな〜。


自転車はしょっちゅう乗るけど、他に気に入った自転車もない。
さてどーしたものか。




何年か前に散歩してたらまとめて捨てられていたので『こりゃラッキー♪』とばかりに拾ってきた額縁たち。



1960年代のプレイボーイの記事を切り取って、一緒にアトリエに飾りました。
なかなかステキですやん。





ジョブチューンっていう番組で、一流のシェフが庶民の食べ物をジャッジする企画。
けっこう好きなんですよね(笑)

で、次の日に買いに行くと、たいがいこんな感じで紹介されているので、片っ端から買ってみて自分的にジャッジ!


感想は…だいたい普通(笑)


あのコーナーの裏側的な、シェフたちの“ホンネ”をぜひお聞きしたい。






使いかけのビニモをたくさんお安く譲ってもらえたので、暑い中通ってくれる生徒さんに“ビニモ福袋”にしてお安く還元。
おウチでもレザークラフトを楽しんでもらえますように。


まだまだ大変な状況ですが、通ってくださる生徒さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
いつもいつも、本当にありがとうございます!




カラダがダルいの取れてくれー







【今週の看板娘】

日が暮れると、ちょっとは涼しく感じられるようになりました。
ジーナは早く帰りたそうだけど(笑)




【今週の教室風景】



自分で革を漉く生徒さん。
ついこないだまで見たことも触ったこともなかった機械なのに、自らチャレンジしてくれてます。
その成長を見守らせてもらえて、とっても嬉しいです!
教室やっててヨカッター♪




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どうせやるんなら。

自分のオヤジが音楽家なものですから、子供の頃から身近にあったせいもあり、昔から音楽が好きです。


とびきり詳しかったり、何か楽器が演奏できるわけじゃないのですが…
自分の中に“グッとくる”音楽を見つけたときの喜びたるや。





思い起こせば、自分が初めて音楽でグッときた経験をしたのは中2の夏。
友達が貸してくれた真っ青な1枚のCD。
アーティスト名は“X(現X JAPAN)”でした。


聴いた途端、頭の先から足のつま先まで、まさに稲妻が走ったような衝撃。


それからというもの、学校から帰ってきたら爆音で聴く毎日。
そんな狂ったように狂ってる音楽を聴きまくる息子を横目に、『ガチャガチャうるさいなぁ〜』なんて言っていた両親。

それでもこのガチャガチャうるさい音楽も、毎日耳に入ってくると慣れてくるようで、ギタリストの親父は『モヒカン(PATA)は上手いけど、化粧しとる方(HIDE)は下手くそやな〜』なんて言い出したり、お袋に至っては『よく聴いたらええこと言ってるやんか』と歌詞を褒め出す始末。


音楽って不思議な力があるんやなぁ〜って、子供心ながらも気づいた瞬間でした。




大人になって。




好きな音楽も、より良い音で聴くとさらに感動する…ということに気づきます。
というよりは、そちらに走り出すのはもはや必然だったのかもしれません。

良い音をスピーカーに歌わせるために、今まで幾度となくあれやこれやとやってきました。

そして今、何度目かのターニングポイントが。



どうせやるんなら…と、機材うんぬんの前段階からできることを始めました。





まずは床に穴を開けてやりました(笑)
しょっぱなから興味ない方には理解不能だ。きっと(笑)


なるべくスピーカーを振動させないようにするために、床の上ではなく、下の土間の上に置きたいと思いました。
本来ならこの枠にモルタルを流し込んで….とやりたいところですが、なんせ借りてる家なので断念。




特殊サイズのコンクリートブロックをネットで見つけて設置。




その上にオーダーで作ってもらった御影石を乗せました!
御影石って….墓石ですよ墓石(笑)
でもオーディオ業界では最強と言われる硬さ。
指で弾くと『キ〜〜〜ン』って金属みたいな音がします。
石なのに(笑)





その上にこれまた特注で作ってもらったスピーカースタンド!
う〜ん…なんとも凛々しいお姿じゃあーりませんか。


肝心のスピーカーは…あと1ヶ月後ぐらいにくる予定。
自分と同い年のヴィンテージなスピーカーがやってきます。




ウチの教室のモットー。

良い革、良い音楽、美味しいコーヒー。




探究し続けたいと思います。








【今週の看板娘】

めずらしいカッパ姿。
注目すべきはテンションがダダ下がりのしっぽです(笑)




【今週の教室風景】







教室で、一番いろんなバッグに挑戦している生徒さん!
新作の自由課題バッグも一番乗りで完成させました。
彼らしさが随所に現れて、いよいよこの彼の“世界観”が生まれてきた気がします。
次も期待してますヨ!
お疲れ様でした。




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デモ、でも、精度。

なんだかんだといろいろあったオリンピックが終わりました。
自分は開催されることには反対じゃなかったし、終わってみてもやってよかったんじゃないかなって思ってます。


しかしそれと同時に、毎日毎日びっくりするほどの数字が。




先日テレビでダウンタウンの松っちゃんが言っていたことが、まさに自分もそう思う!と言ってしまいました。




『人流が止まらないのは、国民の政府に対する“デモ”みたいなものだと思う。』







今の時点で自分にできることはワクチンを打つことだと思い、先日予約がやっととれたので、1回目のワクチンを打ちました。
生徒さんの中にも打ち終わった方が何人かいて、みんな口を揃えて脅かす。




『2回目、なかなかしんどいですよ』




デモもいいけど、とりあえす自分の周りの大切な人たちのために。

でも2回目怖え〜ぇぇぇ(笑)







さて






ちょっと前から気になってたことがありました。
それは….“ベタ漉きの精度”。


ベタ漉きとは、パーツ一枚を漉き機で一定の厚みに漉くこと。
例えば1.5mm厚のパーツを1.0mm厚にしたりすることです。


通常の漉き機ですと一回に漉ける幅が最大で5cmなので、それを超える幅の場合は何度かパーツを通し直す必要があります。
その際に一度目と二度目の境目がキレイにならないのが難点。
その境目をどれだけ綺麗にできるかがベタ漉きの課題なのです。




自分もある程度はできるのですが、ウチの漉き機で気になる症状が出始めました。
それが、ベタ漉きをしているウチに、厚みが変わってきてしまう…というもの。

自分ではどうにも解決できなかったので、いつもお世話になっているミシン屋さんに相談してみると、『職人と一緒にお邪魔しますよ!』とのこと。

いつもありがたいことです。




『漉き機を触らせたら関東一!』とミシン屋さんが太鼓判を押すこちらの職人さん。
以前この漉き機をオーバーホールで生まれ変わらせてくれた方です。


『原因はいくつか考えてきました。』


と職人さん。
一つ一つ検証して、『あ〜、これですね。』と一言。
原因は押さえのピン。
これにはミシン屋さんも自分も意外すぎてビックリ!


そこから原因の理由と正しいものとの違い、ベタ漉きの精度を上げるためのコツなどなど…
たくさん惜しみなく教えてくださいました。



今までで一番キレイにできたベタ漉き。
思わずトリハダが(笑)




こういう素晴らしい職人さんがそばにいてくれて本当にありがたいです。
ここで得た経験と知識をまた誰かに伝えることで、レザークラフトを盛り上げていければと思います!


いつもいつもありがとうございます。







【今週の看板娘】

ご主人がお気に入りのものでも、まったく興味ナッシング。
なんで犬がオリンピックに夢中やねん(笑)




【今週の教室風景】

先日はご夫婦で体験教室を受けていただきました!
今週はた〜くさん体験教室のお申し込みをいただいて、いったい何が起こっているのかちょっと怖いぐらいです(笑)





【レザークラフト 教室のご案内】


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ドラマチック…グラス。

今日と同じような、元気いっぱいの太陽が降り注いでいた10数年前の夏。

ボクはとあるお店の一角で、ず〜っと一点を見つめていました。



ボクの心を鷲掴みにして離さなかったもの、それは世にも不思議なカタチをした1個のグラス…。



グラスに一目惚れ。
そんな生まれて初めての経験を、見つめるだけにさせていたものは何か?


買えなくはない。

でも

余裕はない。


東京に出て来て間もなかった自分には、気に入ったからとすんなり支払える金額ではなかったのです。




元気すぎる太陽が照らす窓の外を見て目をギュッとしぼめては、視線を落としてキラリと光を反射するグラスを見て目がゆるむ。

そんな動作を何回繰り返しただろう。




家に帰り、そそくさと台所へ。
シンクに置かれたのは、一目惚れした変わったカタチのグラス….が2個。
食器を買う時は、できるだけ偶数で…と決めている。


そこからしばらくは食費を切り詰めたりしたのだろうが、そんなことはもう忘れている。
それよりこのグラスとの思い出は、両手に余るほど覚えている。



そう、今は思い出なのだ。







あの日と同じような暑さの今から3日前。
オリンピックを観るのにも疲れた自分は、急にふと思い立って、前から行きたい行きたいと思っていたJAZZ喫茶へ。

『はじめるぞ!』と意気込んだこの趣味。
ちゃんと続いてるな、とほくそ笑みつつ、たどり着いた未知の扉。
初めて来たお店の扉を開ける時は、いつも冒険気分が盛り上がる。


その扉を1センチ手前に引いただけで、その隙間からグワっと音の波が耳に押し寄せてくる。
JAZZ喫茶のこの瞬間がとてもすき。




この未知の扉の奥に目をやると、まるで地元の雷門の脇に立っている“風神・雷神”のごとくたくましいスピーカーが2台、鎮座していました。
しかしそのたくましさとは裏腹に、流れている音の優しいこと。

お店に入って自分の気持ちが落ち着くまでに、そう時間は必要ありませんでした。



『これでアイスコーヒーまで美味しかったら完璧やな。』



そんな期待を抱きつつ音楽に浸っていると、『お待たせしました。』とマスター。
その瞬間、一気に蘇った先の思い出。




その期待したアイスコーヒが注がれたグラスが、あの夏の日に一目惚れしたグラスだったのです。
なけなしのお金で買った、大好きだったあのグラス。
なんだか胸がいっぱいになって、熱いものがこみ上げそうになるのを我慢しつつ、マスターの手が空いたのを見計らってお話を伺うと、やはり同じもの。


作家さんのお名前や、今もまだ手に入る可能性があることを教えていただきました。


すべて手作りなので、全部微妙にカタチやサイズが異なります。
またどんな子がウチに来てくれるか、今からとても楽しみ。


でも…


今回の出来事で一番心に残ったこと。
それは、10数年の時を経て、こんなドラマチックな出来事に巡り合えた、最初のきっかけ。

なけなしのお金だったけど、自分の気持ちに正直になって、一目惚れしたグラスにがんばってお金を払えたこと。



タイムマシンがあったら、何時間も迷っていたあの時の自分に伝えたい。



『買ってくれてありがとう。おかげでドラマチックな再会を味わえた。あと、10数年後には迷わず買えるようになってるから心配すんなよ』


ってね(笑)







【今週の看板娘】

作業中にそんな目で30分以上見つめるのはやめていただきたい。





【今週の教室風景】

久しぶりにアトリエの改装をやりました!
その理由は…9月ぐらいにお伝えできるかな(笑)




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小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
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三洋商会 さん
角田商店 さん
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