デモ、でも、精度。

なんだかんだといろいろあったオリンピックが終わりました。
自分は開催されることには反対じゃなかったし、終わってみてもやってよかったんじゃないかなって思ってます。


しかしそれと同時に、毎日毎日びっくりするほどの数字が。




先日テレビでダウンタウンの松っちゃんが言っていたことが、まさに自分もそう思う!と言ってしまいました。




『人流が止まらないのは、国民の政府に対する“デモ”みたいなものだと思う。』







今の時点で自分にできることはワクチンを打つことだと思い、先日予約がやっととれたので、1回目のワクチンを打ちました。
生徒さんの中にも打ち終わった方が何人かいて、みんな口を揃えて脅かす。




『2回目、なかなかしんどいですよ』




デモもいいけど、とりあえす自分の周りの大切な人たちのために。

でも2回目怖え〜ぇぇぇ(笑)







さて






ちょっと前から気になってたことがありました。
それは….“ベタ漉きの精度”。


ベタ漉きとは、パーツ一枚を漉き機で一定の厚みに漉くこと。
例えば1.5mm厚のパーツを1.0mm厚にしたりすることです。


通常の漉き機ですと一回に漉ける幅が最大で5cmなので、それを超える幅の場合は何度かパーツを通し直す必要があります。
その際に一度目と二度目の境目がキレイにならないのが難点。
その境目をどれだけ綺麗にできるかがベタ漉きの課題なのです。




自分もある程度はできるのですが、ウチの漉き機で気になる症状が出始めました。
それが、ベタ漉きをしているウチに、厚みが変わってきてしまう…というもの。

自分ではどうにも解決できなかったので、いつもお世話になっているミシン屋さんに相談してみると、『職人と一緒にお邪魔しますよ!』とのこと。

いつもありがたいことです。




『漉き機を触らせたら関東一!』とミシン屋さんが太鼓判を押すこちらの職人さん。
以前この漉き機をオーバーホールで生まれ変わらせてくれた方です。


『原因はいくつか考えてきました。』


と職人さん。
一つ一つ検証して、『あ〜、これですね。』と一言。
原因は押さえのピン。
これにはミシン屋さんも自分も意外すぎてビックリ!


そこから原因の理由と正しいものとの違い、ベタ漉きの精度を上げるためのコツなどなど…
たくさん惜しみなく教えてくださいました。



今までで一番キレイにできたベタ漉き。
思わずトリハダが(笑)




こういう素晴らしい職人さんがそばにいてくれて本当にありがたいです。
ここで得た経験と知識をまた誰かに伝えることで、レザークラフトを盛り上げていければと思います!


いつもいつもありがとうございます。







【今週の看板娘】

ご主人がお気に入りのものでも、まったく興味ナッシング。
なんで犬がオリンピックに夢中やねん(笑)




【今週の教室風景】

先日はご夫婦で体験教室を受けていただきました!
今週はた〜くさん体験教室のお申し込みをいただいて、いったい何が起こっているのかちょっと怖いぐらいです(笑)





【レザークラフト 教室のご案内】


『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
詳細・お申し込みは下記のリンクからどうぞ。

教室の内容や、生徒さんの作品など詳しくは教室のホームページをご覧ください!
BANDY’S Leather craft school

下記材料屋さんにもパンフレットを置いていただいておりますので、ぜひお手に取ってご覧下さい。

レザーメイト さとう さん
三洋商会 さん
角田商店 さん
Kファスナー さん

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

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