『富士急ハイランド行きたい!』
まもなく誕生日を迎えるヨメさんに、プレゼントは何がいいかと尋ねた答えがこれでした。
富士急ハイランド。絶叫マシンの聖地。
自分は絶叫マシン、好きです。ただ、自分が持つヒヨコの三半規管ではとてもじゃないけど耐えることができませんでした。
10年近く前に来たとき、友達らに『まずはコレに乗ろうぜ!』と連れていかれたのは“フジヤマ”というジェットコースター。
その恐ろしさを知らなかった自分は、『ジェットコースター久しぶりぃ〜』とルンルンで乗ったのですが….一周するまでに5回も心が折れるという地獄の体験をし、降りてからはベンチに座ったまま2時間地面を見続けるという廃人状態。
もちろんそこから復活することもなく、ただただみんなが戻ってくるのを待つ….というのが富士急での最初で最後の記憶です。
現在はチケットのルールが変わって、入場料は無料で乗りたいもののチケットを購入するシステム。
自分はどうせ一個で三半規管が終わるので(笑)『ドーゾあなたはフリーパスで』と主役であるヨメさんのお供に徹することにしました。
せっかくならとジーナも一緒に連れて行き、午前中はジーナを遊ばせてヘトヘトにし、午後はジーナをクルマに寝かせて、自分たちは絶叫の聖地へ….という算段。
適当に地図アプリで探したら、なんともまぁ素晴らしい公園を見つけました。
富士山目の前で芝生はキレイ。そして誰もいない!
紅葉の絨毯はとてもとても美しい光景でした。
ここからはジーナヘトヘト作戦開始!
大好きなボールを投げたり引っ張ったりとりあえず運動させまくります。
そして小一時間ぐらい遊んだ頃。
投げたボールを追いかけたジーナがちょっと転びました。
『あ〜、ジーナもすっかり足腰が弱ってきたなぁ〜』
なんて話してたら、なんとびっこをひいて帰ってきました。
自分たちの頭の中に、すぐ2年前の出来事が思い出されました。
その時もボールに夢中になって追いかけてたらびっこをひいて帰ってきて、脚を見ると指があらぬ方向を向いていて….完全に骨が折れて、全治4ヶ月。
でも、戻ってきたジーナの指を見てもなんともない。
脚を触ってもギャンとも言わない。
でもびっこはひいてる。
あれだけ楽しみにしていた富士急ハイランドは諦めて、帰って地元の病院へ連れて行くことにしました。
その帰り道。
中央道のトンネルの中を走っていると、自分の前に走っているトラックが何やら右へ〜左へ〜とフラフラし始めたのです。
何かおかしい…と思った自分は、スピードを落として車間距離をとりました。
するとそのトラック、突然左にギューっと寄ったと思ったら、隣の車線を走っていた別のトラックに勢いよくガッシャーン!と追突!
多分120kmは出ていたと思われるスピードの勢いで、トラックは吹っ飛んで止まりました。
こんな光景テレビの“衝撃映像”みたいなのでしか見たことがない自分たちは、あまりの出来事にビックリしましたが、ここでパニックになったら自分たちも巻き込んでしまうかもしれないと、落ち着いてハザードを点け、少しずつスピードを落としました。
しかし、ここは高速道路のど真ん中。
クルマを止めることもできない。ましてやクルマの外に出るなんてできない。
そうしているうちに事故を起こしたトラックの横を通り過ぎ、次のサービスエリアでクルマを止めました。
なにもできなかった。というか、なにをするのが一番正しかったのか。
あのあまりにも突然の一瞬の出来事の中で、自分は判断することができませんでした。
ただ、一瞬見えたお互いのドライバーに意識はありそうだった(追突された方は10トントラックでドライバーは無傷)ので、その場で警察に連絡できていることを願うばかりです。
『本当はジェットコースターでドキドキするはずだったのにね。』
さらに重くなった車内の空気のまま、安全運転で動物病院へ。
診察結果はグネった(捻挫)だけ。
なんともまぁ複雑な気持ちが入り混じった誕生日でした。
来年は普通にお祝いしてあげたいです(笑)
================
教室から年内のイベントのお知らせ
================
いよいよ来週です!
半年前に開催して、大好評だったSL-700EXの体験会。
第二回を11月30日・12月1日に開催します!
新作のカワイイ革小物が作れるワークショップや、前回も完売したミシンのスペシャルセットもご用意しますので、ご興味がある方はぜひチェックしてください!
詳細はホームページのお知らせをご覧ください。
【今週の看板娘】
この時はまだキャッキャしてたのにねぇ〜(笑)
【今週の教室風景】
来週末のイベントを手伝ってもらう生徒さんに、ワークショップの予行練習をしてもらいました。
材料もたくさんあるので、たくさんの方に来てもらえますように!