2022年、ラスト。

毎年最後のブログ恒例!
バンディ的今年の一文字。

2018年 “節”

2019年 “躍”

2020年 “決”

2021年 “苦”


そして…


2022年 “良”


でした!
毎年一年を振り返って、パッと頭に浮かんだ一文字にしています。


何があったかなぁ〜とこの一年をザックリ振り返ってみました。
よく、“ツラい経験の方がよく覚えていて、楽しかったことはそれほど覚えていない”なんて言葉があったりしますが、今年はまさにそんな感じ。

もちろん楽しかったこと、嬉しかったことを覚えていないわけではないんですが、衝撃的にしんどかったこと、ツラかったこともなかった一年でした。
まぁ強いて言えば…コロナにかかったことぐらい?
そんなこと、このブログがなかったら忘れてたなぁ〜って感じです(笑)



良いご縁もあったし、キャンプもたくさん行けたし、新しい趣味のウクレレも始めたし。
なんとも“良好”な一年だったと思います。


皆さんはどんな一年だったでしょうか?





ワタクシは来たる新年に向けて、こんなことをやってみました。



もう20年ぶりぐらい?に髪の毛の色を変えてみました!
色を変えるというか、パツキンメッシュを入れてみたのです。
結構ハードめに。

今週の教室で誰か生徒さん気づくかワクワクしてたら…

誰も気づきませんでしたーっ(笑)
のべ20人は会ってるのに…ガッカリ。

ってかそもそも183cmある自分を上から見るなんてことは、そうそうないですしね(笑)





そしてもう一つ。

コンタクトレンズの新調。

自分は昔っからハード派なんですが、なんだか最近ピントが合わせづらい。
お友達に眼科の先生がいるので相談したら…老眼です、と(笑)
あとはハードコンタクトの寿命が3年と教えてもらったので、いつ作ったか定かでない今のコンタクトをとりあえず新調することにしました。

目の測定をしてくれた若い先生、『老眼っていうのは…』『さらに老眼は…』『老眼になると…』もーえーっつーの(笑)


新しいコンタクトで、新年からビシッと視界良好でいってみよー♪



今年も“BANDY’S diary”をお読みいただきありがとうございました!
皆様にとっても、去年に引き続きいろいろ大変なことも多かった一年だったと思います。
いろんなことが本格的に再始動し始めた2022年。
ワクワクとドキドキを胸に、来年も自分らしさを大切に。

良いお年をお迎えください。


Qrinaf / BANDY’S Leather craft school
バンディこと須川豊澄






【今週の看板娘】

今年もやりましたクリスマスランチパーティ!
黒鼻のプードルがお出迎えです♪




【今週の教室風景】

今年も忘年会はできませんでしたが、25日に教室に来てくれた生徒さんとささやかなクリスマスランチパーティをやりました。
来年こそは忘年会…やりたいなぁ〜




【BANDY’Sレザークラフト 教室のご案内】

現在教室の方は、空きが出次第お申し込み順にご案内させていただいております。
また教室へ入会希望の全ての方に体験教室の受講をお願いしております。
以下のリンクよりお申し込みください。


《体験教室お申し込みフォーム》


『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
詳細・お申し込みは下記のリンクからどうぞ。

教室の内容や、生徒さんの作品など詳しくは教室のホームページをご覧ください!
BANDY’S Leather craft school

ラスト2。

『今年もお世話になりました。良いお年を。」



そんなご挨拶が教室でもチラホラと交わされるようになりました。




ワタシの記憶が確かなら。
毎週日曜日に更新しているこのブログ、曜日が少しズレたことはあったけど、今年は一度も休んでない…ハズ。

たまにこのブログを読んでくれている人から


『よくあんなに毎週ネタがありますね!』


な〜んて言われることもありますが…そんな大したこと書いてないし(笑)
でも何年も続けてきたおかげでインスタグラムの投稿記事を作るお仕事もいただき、それも1年を超えてきました。


あともう一つの夢、いつか“本”を出してみたいなぁ…


1年前にイベントで講習した『誰も教えてくれない、イベントで黒字で帰ってくるための売るコツ』。
自分が数多くのイベントに出店してきた経験をもとにしゃべらせてもらったんですが、なんと150人もの参加者さんから“満足度No1”の評価をいただきました。


モノづくりをやってる人に売る楽しさを味わってもらいたい。

作り手がイベントに出店すればクラフトイベントが盛り上がる。

クラフトイベントが盛り上がればモノづくりに関係する業界が盛り上がる。

そんなイメージを勝手にしてまして。
特に1番目と3番目。
自分の今までの経験や技術ならどんだけでも伝えられるし、業界が盛り上がれば高性能なミシンももっと売れるようになるかもしれない。
世の中のことはいろいろあるけれど、モノづくりという一つの文化を、楽しく前向きに動かしていきたい。


なんか良いことばかり書いたけど(笑)、何はともあれ、作り手には利益がないとモチベーションが上がりません。
しかし“作る技術”と“売る技術”は全くの別物。
しかもイベント会場というかなり特殊な場所での販売。
そんな状況でどうやって自分で作ったものを売っていくのか?
講習会ではそんなことを経験や具体例をふまえておしゃべりした次第です。


これが本にできたら…ええなぁ。
JUKIさーん、スポンサーになってくださーい(笑)





【今週の看板娘】

ボールめがけて大ジャンプ!
跳ね上がった耳がかわええわぁ〜




【今週の教室風景】

『自分たちのブランドを作りたいんです!』
と体験教室に姉妹で参加してくれました。
自分が業界ドップリなのでお世辞にも甘いことは言えませんが、ぜひこういう若い人たちが入ってきて革業界を盛り上げてくれたら嬉しいですね!
ご参加ありがとうございました。





【BANDY’Sレザークラフト 教室のご案内】

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『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

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小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
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あの頃を忘れないために。

いよいよ始まりました。この時期、毎年恒例の







浅草“クリスマスってなんですか?”月間

浅草寺の仲店は12月に入ればお正月飾り!
今はまだ写真のような軽〜いモードですが、中ごろになれば寿マークの入ったデッカイ飾りがズラリと並びます。

浅草に引っ越してきて、今年で10回目の年末。
すっかりこの風景が心に馴染んでます。

今年最後まで無事に過ごせますように。







さて






前々から使いにくいな〜とは思っていたんです。
何かというとこの道具。



青いのはハンドプレスと言って、革を抜き型で形に抜く時に使う道具。
今はなき“ベルメックス”というメーカーのもので、日本国内のレザークラフターさんには結構普及しているプレス機です。
実はウチにあるのは“試作機”。
当時ベルメックスさんから『レザークラフトに使うプレス機を作るので、意見が欲しい』とお願いされ作ったものでした。

あれから10年以上使ってますが、まだまだ現役。
ベルメックスさんちょっと前に製造をやめちゃって、今は手に入らないみたい。
安くてよかったのにね〜…残念。



そして使いにくくなってるのは…その革の下に敷く黒い板。
これは抜き型の刃にキズつかないようにプレス機の下に敷いて使う、硬いゴム製の板です。

元は真っ黒。
それが何度も何度も刃が食い込むことで抜き型の跡がつき、革のカスが入り込んで白くなり、真ん中が反ってしまい、もはや平面ではありません。

そうなると抜き型の刃に力が均等にかからず、革がうまく抜けなくなってしまったので、いよいよ新調することにしました。

新しいのに交換すると、ま〜よく抜けること!
なんでもっと早く交換しなかったのかと思うほど。
生徒さんに頼まれる抜き作業も、これでサッとできます。



今まで使ってきたゴム板は再利用はできないので廃棄します。
『お疲れまさ』と声をかけ、ゴミ箱に入れようとしますが…これがなかなか捨てられません。
というのも、このゴム板は自分がレザークラフトを始めた時に買ったもの。
バッグの学校に行ってる時も、独立して全然食えなかった頃も、ず〜っと自分を支えてくれたこの板。
その思いが簡単にポイっとはさせてくれないのです。




今週の水曜日、夜の教室でのこと。




楽しい話の流れから、突然始まった生徒さん同士のLINEの交換会。
レザークラフト、そしてウチの教室を通じて出会った人たちが、こんなに楽しんでくれる。
こういう場を作ることができるなんて、あのゴム板を買った頃には想像もできなかったことです。


スーパーに行った時、無性に食べたくなった198円のタコときゅうりの酢の物が買えなかった当時の自分。
“初心忘れるべからず”とこのゴム板を見るたびに思い出せるように、これからもこの板を捨てる日は来ないんだろうな。きっと。






【今週の看板娘】

おいもさんをロックオン!
でもヨシって言われるまでガマンできます!!




【今週の教室風景】




ドイツ人の生徒さんが二個目の課題バッグを完成させました!
例えば日本語が通じない国に行って教室に通い、バッグを作るなんてできますか?
ボクはできません!!(笑)
スゴイとしか言いようがありません。
素晴らしい!お疲れ様でした!!



【BANDY’Sレザークラフト 教室のご案内】

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『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
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北の友から。

『バンディさん、そろそろ2本目が欲しくなってるでしょ〜?』



そう言いながら、いたずらっ子のような顔をして近寄ってきたのは、今年に入ってから習いはじめたウクレレの基礎科の先生でした。



2本目…というのはもちろんウクレレのこと。
買い物に関しては“どうせ買うなら自分が本当に気に入ったものを買う”がモットーのワタクシ。
ご多分にもれず、1本目も音色とデザインが気に入ったものを選びました。





『ウクレレってさ、小さいから場所を取らないでしょ?だから増える一方なんだよね〜』


心の中では『そりゃ先生が買いたいだけやろ(笑)』とツッコミながらも、ウクレレは始めてまだ半年。
1本目も気に入ってるし、2本目なんかぜんぜん考えられないと伝えるも、先生のツッコミどころ満載トークに流され、あれよあれよという間にたどり着いたのはウクレレ売り場フロアーでした。





『気になったの弾いてみなよ』


ウクレレもいろんなデザインがあります。
いくつか選んで、この半年で覚えた片手で数えるほどしかないコードをポロンポロンと弾いてみると、全部音色が違うことに気づきます。
1本目を選んだときは『いい音色だな〜』ぐらいに思っていた音が、この半年で意識して聴くようになったせいか、『この音色が好き!』と思えるようになっていて、自分でもちょっとビックリ!


『バンディさんはスプルース(松の木)の音色が好きなんだね』


そう先生に言われ、『スプルースってなに??』と思いながら、自分がいいなと思ったウクレレを見直すと、すべて白い木でできたウクレレだったのです。





『スプルースが好きなら、北海道に“クワイアン”っていういいブランドがあるよ!』


くわいあん?…くわいあん…どこかで聞いたことがある名前…くわいあん…


『アッ!!Aさんが言ってたブランドだ!!』


Aさんとは今から約10年前、自分がまだレザーメイトさとうさんでアルバイトをしていた頃に、二階の手縫い教室に通われていた生徒さんでした。
革の好みが似ていたこともあり、とても仲良くさせてもらっていたAさん。
程なくして地元北海道に戻ることになり、その後久しぶりにメッセージのやりとりをしていた中で


『私、革をやめてウクレレ職人になったんだよ。クワイアンっていうの。』


クワイアン!これだ!!
それを思い出した途端、両腕にトリハダが立ちました。
早速Aさんに連絡してみると


『遊びにおいでよー!』


と、いうことで!





北海道に行ってきましたー!

ちょうど旅行支援もあったからめちゃめちゃお得に♪





新千歳空港から札幌、そこからさらに地下鉄に乗り換えてついた駅は澄川。
自分の名前“豊澄”と同じ文字が付いていて、なんか運命的な何かを感じざるを得ません(笑)
Aさん駅まで迎えにきてくれていて、久しぶりの再会を喜びつつランチ。
お互いの近況や思い出話が止まらなかったけど、とりあえず一路工房へ。



いやーホンマに来ちゃいましたよ。クワイアン!





出来立ての美しいウクレレ たち!

『私たちの作るウクレレはすべて北海道産のエゾマツの木を使っています』
そう教えてくれたのはクワイアンの宮城社長。
普段工房にお客さんを迎えることは滅多にないそうですが、Aさんの友達が来るということで、仕入れを早々に切り上げてわざわざ戻ってくれたそう。
こんな超〜初心者のためになんかすいません(笑)


さっきも書いた、この半年で覚えた数少ないコードをポロンポロンと鳴らし、自分が気に入ったのは…




この子だー!!

って選んだウクレレ、まさかの公式販売“前”のものでしたが…特別に販売してもらいました!




どーですかこの凛とした美しさ…

まるで赤ちゃんのような手触りと自然の力で作られた木目、そこに“Fホール”と呼ばれる穴が彫り込まれた、北の大自然と斬新なデザイン、そして職人の繊細な作業によって生み出された珠玉の一本です。





Aさん、宮城社長と。

Aさんは工房を丁寧に案内してくれて、他の職人さんも紹介してくれたり。
ウクレレを選んでいる時も、ボクの感覚を一番信用してくれながら丁寧に丁寧にアドバイスをしてくれたおかげで、素晴らしい一本に出会えました。

とってもとっても素敵な経験をさせてもらいました。


Aさん本当にありがとう!!
また元気で会いましょうね♪





【今週の看板娘】

ジーナは久しぶりにトレーナーさんのお家でお留守番。
いい子にしてたみたいね。えらいえらい。




【今週の教室風景】

教室始まって以来の珍事!?
全員がちょうど完成でした!
思わずみんなで記念撮影(笑)




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『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を切る・縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
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