今週、小さな小包が一つ届きました。
『なんだろう?』
と、伝票の送り主の欄に目をやると、そこには知る人ぞ知る革業界の大先生のお名前が。
そういえば…思い出しました。
大先生の教室とウチの教室を掛け持ちしてらっしゃる生徒さんから、『展示会のDMを置かせてもらえませんか?』と打診があり、それを引き受けたところ主催者である先生から直接送られてきた…という流れ。
小包を開けてDMを取り出そうとすると、一枚の便箋が。
この大御所の先生にはお会いしたことはありません。
だけどそこには、なんというか、『物静かだが、内なる情熱をひめた人』を一瞬で連想させる文字で書かれた、美しい一文。
『お言葉に甘えて、送らせていただきます。』
その便箋を読み終えると、無意識に引き出しをガサガサと漁る自分。
そして手に取った一枚。
自分はまだまだ未熟すぎて先生のような美しい文章は書けないけれど、浅草の片隅でなんとか自分らしくやらせてもらってます。と、伝わって欲しい気持ちを込めて。
“風とともに”
このポストカードは自分の同級生が描いてくれた大切な一枚。
その友達が大企業を辞めて、独り立ちしたと風の便りで知りました。
身体に気をつけて…がんばれ。
さて
使うの、難しいらしいよ?
いろんな人に聞きました。
そして誰に聞いたって、返ってくる答えはだいたいこんな感じ。
そりゃそんなもんだ。
誰だって、使い慣れたものからまったく新しいものに変えるときは不安と恐れがつきものだろう。
しかし、そんなネガティブ要素をものともせず、自分を突き動かしたもの。
それは…
このデザインの美しさでした。
パソコン(本体)を見て『美しい』なんて思う感情が芽生えたことがなかった自分は、やめておけと99%の人に言われても、購入を決意したのが10年前。
以後、たくさんの時間と思い出をこのMacとともに過ごしてきました。
独立して、初めて自分のバッグをこのMacから発信しました。
全然知らない人から初めて注文をもらったのもこのMacからでした。
この前にやっていたブログでお客さんに迷惑をかけてしまい、約6年間続けてきたブログを閉鎖して、このMacの前で泣き崩れたこともありました。
生まれて初めてskype(テレビ電話)をして大興奮し、それがきっかけでのちにアメリカへ行くことになったのもこのMacがあったからでした。
そして
今、自分がお店や教室をしているこの物件を見つけたのも…Mac。
感謝してもしきれないほど、ボクの10年にずっと寄り添ってくれました。
中に入っているデータを全て消去し、最後にピカピカに掃除して業者に送りました。
数日後、業者からこんなメールが。
お預かりいたしましたMacですが、ドライブへディスクを挿入しても読み込まずに排出されます。
また、画面に表示異常があり使用できる状態ではございません。
数日前まで、普通に使ってたのに…。
本当は疲れてたんやね。
10年前、キミの美しい姿に一目惚れしたのは間違いじゃなかった。
ホンマ、ありがとうな!
思い出したら泣けてきたんでこのへんで(笑)
【今週の看板娘】
ん? お?
奇跡のシンクロ(笑)
【今週の教室風景】
二つ目の課題バッグを生徒さんの好みに大幅リメイク!
いーやん!
ボクも欲しいコレ!!
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