30年越しの夢、叶う。

『な、なんだこのキレイな灯りは!?』


それまでは“部屋を明るくする”という用途でしか考えていなかった照明器具。
10代の終わりに初めて自分の部屋を持つことができたとき、当然のように付けたのは天井にペタッと貼りついたような、蛍光灯のシーリングライトでした。
ちょっとだけ値段が高くとも、寝ながらON/OFFができるリモコン付きにしたことが、とても嬉しかったことを覚えています。


自分の部屋をどんなふうに作っていこうかと、当時入り浸っていた地元のインテリアショップ(のちに働くことになる)で何気なく見ていた海外のインテリア雑誌。
パラパラとめくっていると、一枚の写真に目が釘付けになりました。

どっぷりと日が暮れた中に静かに佇む、一軒の家の写真。
その玄関先に見たこともないカタチの照明器具がついていて、そのシェードの隙間から降り注ぐ光が、なんとも言えぬ美しさだったのです。
思わず冒頭の言葉が口から出て、今までは単なる“あかり”とでしか考えたこともなかった照明器具に対する意識が、まったく未知のベクトルに舵を切った瞬間でした。


『いつの日か自分の家を持てたら、この照明を絶対につける』


そんな夢が生まれたのが今から30年前、ハタチの頃。
そして50歳を目前に控えた今、ようやくその夢を叶えることができました。




一口に“つける”と言っても、その場所はこのありさま…
まずはスペース確保から。


『ゴメンな〜ゴメンな〜』と言いながらも、バッサバッサと切りまくり(笑)
強い子なんで、また来年暖かくなってきたら伸びまくってくるでしょ!勘弁勘弁!


我が家の守り神“クワトロくん”も何事かとビックリしてました。ごめんねー


なんとかスペースは確保できました。


はるばるデンマークから3ヶ月かけて届いたかわい子ちゃんをいよいよ開封!
早速取り付けます。


合板を買いにいったら、木材が引くほど値上がりしててビックリ!
なるべく無駄の出ないよう計算して、合板を三枚重ねに接着し、合計6センチの厚みに。
照明の重さが6キロ近くあるので、基礎もかなり頑丈にしました。
ベース部分を取り付けて、電源を引きます。
大丈夫です。元電気工事士なので。


ベースにアーム部分をつけて


いよいよメインのシェードの取り付け!
この写真をインスタに載っけたら、生徒さんから『いよいよドラム始めるんですね!!』ってメッセージがきて、どこにそんなスペースあんねん!と、ひっくり返るほど笑えました(笑)確かにそう見えるかも!

そして感動の瞬間…


本気で泣きそうになりました。
30年前、絶対に手に入れると決めた憧れの照明が、今まさに我が家についた瞬間です。


昔思い描いたのは、自分が建てるはずの田舎の一軒家の玄関でした。
でも30年のときを経て、実際に目の前に現れた憧れの灯りは、まさかの東京、そして自分が立ち上げたQrinafのアイコン“タツノオトシゴ”と教室のロゴを優しく照らすという、想像を遥かに超えたカタチで自分の元へきてくれました。

もし、こんな夢の叶い方をハタチの自分が聞いたら…どんな反応をするんだろうか?

でも一つだけ伝えたい。


人生は思い通りにはならん。行動した通りになるぞ。
そのままでええよ!

ってね。




【ワークショップ情報】

新年の2月7日にものづくり館 by YKKさんにて、ものづくり館10周年記念ワークショップを担当させていただくことになりました!
作るのは普段のワークショップでも大人気のスマートボディバッグですが、豪華な材料やオリジナルレザータグなど今回だけの特典が盛りだくさんです。
ミシン初心者の方でもチャレンジしていただけますので、ミシンで革を縫ってみたい!という方はぜひご参加お待ちしております。

詳しい内容やお申し込み(1月7日スタート)はコチラ



【今週の看板娘】

今年最後のトリミングを終えて、サッパリんこ。
元気が有り余ってます。


【今週の教室風景】

生徒さんが手作りのシュトーレンをみんなに差し入れてくれました。
とっても美味しかったです!ごちそうさまでした〜

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