ちょっと前、東北一周旅行をしていた時。
心が洗われるような奥入瀬の景色を見ていて、ふと自分の心に湧き上がった気持ちがありました。
『この景色、おふくろにも見せてあげたいなぁ〜』
思い立ったが吉日。その場ですぐ弟に連絡しました。
バ 『おふくろ連れてみんなで旅行に行かへん?』
弟 『ええけどそっちで説得してな』
そう、おふくろは今までの人生で一度も飛行機に乗ったことがなく、さらには先のコロナ騒動もあり、すっかり出不精になっていました。
でもなんだか知らないけど、自分には説得できる自信があったのです。
バ 『カクカクシカジカ…というわけで旅行行こ!』
母 『そんなのこの歳になって無理やわ〜』
そんな受け答えは想定済み。
ここでキラーワードをビシッと伝える。
バ 『おふくろが元気なうちに親孝行させてくれよ!』
母 『….じゃあ北海道の旭山動物園行ってみたい』
やっぱり行ってみたいんやーん(笑)
と、いうことで、弟と分担していろいろと予定したり予約したり。
この日のために自分も夏の仕事をいっぱい頑張りました!
そして出発の日の前日、教室をやっていたら弟からLINEが。
おふくろ、コロナ陽性
目の前が真っ暗になるとはまさにこの瞬間でした。
とはいえ、一番ショックなのはおふくろ。
病院に行く途中も
『大丈夫やから行く!』
と言っていたそうですが、みるみるうちに熱が上がり…無念のリタイア。
最初は自分たちも含めて全キャンセルしようと思いましたが、弟に『行っておふくろにたくさんお土産送ったって!』と後押しされ、図らずしもヨメさんと二人、2回目の北海道旅行となりました。
もぅこうなったら自分たちが行きたいところに全変更!
バンディ旅行ではおなじみの“グルメと温泉”に全振りして行ってまいりましたー。
ずーっと行ってみたかった旭川の大黒屋。
今までのどこで食べたジンギスカンよりダントツ1位のおいしさでした!
青い池を見つつ
一路積丹半島に向かい、一度は食べたかった旬のウニ丼!
それはそれはぶったまげ〜な美味しさでした。
前を歩くヨメさんを見て分かる通り、暴風の中カムイ岬の先端まで歩き
日本で最も標高の高い場所にある露天風呂へ。
小樽では名物の鳥の半身揚げがうますぎてあっという間にペロリ。
そして最後の夜は子供の頃から憧れだった温泉旅館へ。
なんで知っていたかというと、子供の頃テレビで観た番組…世界はショウバイショウバイだったか、なるほどザワールドだったか忘れたけど、その番組の中で日本各地の温泉のもとをプレゼントしてたのです。
その数種類あった“もと”の中の一つがここの温泉だったのです。
子供心ながらに『変わった名前の温泉があるんやなぁ〜』と思ってましたが、40年の時を経てやっとたどり着くことができたのです。
でも実はここの温泉に行く!って決めたついこないだまで、“カルロス温泉”というブラジルかよ!って名前で覚えてたのはここだけの話です(笑)
夜は毛ガニをいただきました♪
突然のハプニングでバッタバタ旅行となりましたが、腹パンパンで帰ってまいりました!
おふくろにもいーっぱいお土産送ったけど、次回は絶対一緒に連れて行きたいと思います。
リベンジするぜー!
【今週の看板娘】
ジーナもお留守番頑張ったねー
【今週の教室風景】
若きミシン男子!
2000年生まれの彼に自分がモノを教える立場になるなんて、24年前の自分は微塵も想像してませんでした(笑)