追悼と決意と。

秋も深まってまいりました。。。

 

ウチのシンボルツリー“フリーシア”は落葉樹なので、冬は丸裸になります。
朝起きて、ジーナの散歩に出ようと入口を開けると、無数に散らばる黄色い葉っぱ。
これを見ると『あぁ…冬が来るんだなぁ』と毎年感じます。

自然が本当に少ない都内でも、ちょっぴり季節を感じられる光景を作り出せたことが嬉しいです。

 

毎日掃除がめちゃ大変ですが(笑)

 

シンボルツリーが丸裸になるその日まで、2018年の終わりをちょっとずつ噛み締めながら、黄色い小さな葉っぱをせっせと掃き続けようと思う今日この頃です。

 

 

 

 

さて

 

 

 

少し前から、いろいろと考えさせられる出来事がありました。
主に“人との関わり方”について。

『自分はもうちょっとうまく人と付き合える人間だと思ってたのになぁ〜』

とか

『もっとワガママを言っても(もちろん人に迷惑をかけない範囲で)いいよなぁ〜』

なんて、思ってみたりみなかったり。

 

先日42歳になりました。
子供の頃は42歳なんて立派な大人だと思っていたけど、それは単なる子供の想像の産物だったようです(笑)

 

 

 

そんな毎日を送っていたわけですが、そこに飛び込んで来た1つの悲しいニュース。

 

名女優、樹木希林さん逝去。

 

どれほど名女優だったかは言わずもがな、ですが、注目されたのはその波乱万丈な人生。
インタビューなどを受ける姿を見ても、飄々としながらも凛と一本筋が通った生き方が感じられるほど。
先日、そんな希林さんが残した言葉に出会って、なんだか身につまされる思いになったのです。

以下抜粋

 

 

【あとは、じぶんで考えてよ。】
絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから。
だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし(笑)。
迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら。
演技をやるために役者を生きているんじゃなくて、人間をやるために生きているんです。
代表作?ないのよ。助演どころか、チョイ役チョイ役って渡り歩く、チョイ演女優なの。
自分は社会でなにができるか、と適性をさぐる謙虚さが、女性を綺麗にしていくと思います。
楽しむのではなくて、面白がることよ。中に入って面白がるの。面白がらなきゃやってけないもの、この世の中。
老人の跋扈(ばっこ)が、いちばん世の中を悪くすると思います。
病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。
死に向けて行う作業は、おわびですね。謝るのはお金がかからないから、ケチな私にピッタリなのよ。謝っちゃったら、すっきりするしね。
“言わなくていいこと”は、ないと思う。やっぱり言ったほうがいいのよ。
こちら希林館です。留守電とFAXだけです。なお過去の映像等の二次使用はどうぞ
使ってください。出演オファーはFAXでお願いします。
このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない。
えっ、わたしの話で救われる人がいる?それは依存症というものよ。

 

 

 

【サヨナラ、地球さん。】
靴下でもシャツでも、最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるんじゃないかしら。そういう意味で、がんになって死ぬのがいちばん幸せなのよ。
用意ができる。片付けして、その準備ができるのは最高だと思うの。
ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう?そうやって考えると、がんは面白いのよ。
いまの世の中って、ひとつ問題が起きると、みんなで徹底的にやっつけるじゃない。だから怖いの。自分が当事者になることなんて、だれも考えていないんでしょうね。
日本には「水に流す」という言葉があるけど、桜の花は「水に流す」といったことを表しているなと思うの。
何もなかったように散って、また春が来ると咲き誇る。桜が毎年咲き誇るうちに、「水に流す」という考えかたを、もう一度日本人は見直すべきなんじゃないかしら。
それでは、みなさん、わたしは水に流されていなくなります。今まで、好きにさせてくれてありがとう。樹木希林、おしまい。

 

 

 

普段から、じゅ〜ぶん自分の好きなよ〜に生きてる風に見られがちな自分ですが…
ある意味まさにその通り(笑)

でも『好きにさせてくれてありがとう』という希林さんのメッセージを読んで、なんだかちゃんと好きなように生きてないかのように感じてしまう自分。

このギャップはなんなのかと思う。

希林さんの年齢ぐらいになればわかるのだろうか?
いや、わかってるけど自分には無理なんじゃないかこういう生き方は〜って、薄々感じてるんだ、きっと(笑)

 

 

2018年も終盤に差し掛かって来たこのタイミングで、来年から新たな試みのお話をいただきました。
独立して9年目、なんとかここまで続けて来た甲斐があったっちゅーもんです。

 

『ヒマはダメだ。余計なことをあれやこれやと考えてしまう。ちょっとぐらい忙しい方が“今”に集中できるものだ。』

 

バンディが好きな斎藤茂太先生のお言葉。
まさにそんな過ごし方を2019年は送ってみようかな…と。

 

そしてもう1つ。

 

 

『おごらす、人と比べず、面白がって平気で生きればいい。』

 

 

この希林さんの言葉を胸に、ひっそりと仕舞ながら。

 

 

この早くも来年に向けて高ぶる気持ちを体現したく…とりあえず

約2年間蓄えた大銀杏、ならぬ大団子(笑)をバッサリ落としてみました!

おっしゃやったるでー!!

 

 

 

【今週の看板娘】

アタシもがんばりましたー!
おやつくだしゃい!!(笑)

 

 

 

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