ガツンとやられて決めました。

いろんなもの(とは言っても革関係)が見れた休日。

尊敬する業界の先輩の展示会…
その発想力、素材の生かし方には相当刺激を受けました。
そして改めて感じる、日本の職人さんの技術力。
願わくは、もうちょっとしっかり見たかった…
でもお客(バイヤー)ではありませんので。
少しお話をさせていただいて、退却。

たまに
“Qrinafさんは展示会とかやらないんですか〜?”
って聞かれますが、そもそも卸をやっていない(やりたくない)のでやりません。
理由は…
店頭でバンディに聞いてみてください。
軽く30分はしゃべります(笑)

そしてそのようなアツいモノ作りとは対照的…なのか、表裏一体か。
かなり久しぶりにデパートなんかに行ってみたりして。
キライなんです。こういうところのバッグ売り場が(笑)
なんかかわいそうになっちゃうんですよね。
こんなに作って、売れ残ったらどうするんだろ〜…って。

 

ボクが乗ってる姿が、まるでボリジョイサーカスのクマみたいだって言われ続けながら(笑)、本当に気に入って10年乗ってる我が愛車。
ドイツの小さな小さなメーカーのものです。
また10年乗れるようにオーバーホールしてもらいました。

 

人それぞれ考え方はあるでしょうし、ファストファッションを否定はしません。
ただそのものを、“本当に気に入っているかどうか”で、モノの選び方が変わってくると思ってます。
ファスト〜なものでも、本当に気に入っているなら大事にするでしょう。
耐久性はないかもしれませんが。

気に入って、ず〜っと大切に使ってもらえる。
当たり前のようで、なかなか難しい。
でもそんなモノ作りをしていきたいな。
これからもずっと。

 

そんなことばっかり考えてたある休日の最後に、思わぬご褒美が。
美味しいケーキじゃなくて(笑)、いい本との出会い。
グチグチ考えてる心をガツン!とぶん殴ってくれた気がします。
今の自分と、これからの自分に必要なのはこれかなと。

 
これから週一冊のペースで本を読むことを誓います☆

 

 

 

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「ガツンとやられて決めました。」への4件のフィードバック

  1. バンディさんの感性はおしゃれですね、自転車のデザインも考え方も
    幾つか家族、親戚に造った物をプレゼントしましたが使って貰うと嬉しく恥ずかしいものですね。自分が造った物を長く使って貰う為にはどんな点に注意して造ったらいいのですかね?私はたいした物を造っていませんが(笑)

    1. わかります。
      自分も作りは始めた頃は使って欲しい気持ちと使って欲しくない気持ちが、グルングルンしてたのを思い出しマス(笑)
      “長く使ってもらうためには〜”素晴らしい心構えですね。
      それだけで生まれてくるものがきっと違ってくるはず。
      自分は長く使ってもらうためのポイントは“愛着”だと思っています。
      自分みたいに“生業”にしてるものにとっては、壊れないことは大前提になります。
      その中でどれだけ相手に気に入ってもらえるか…それはデザインかもしれませんし、色や素材かもしれません。
      さらに言えば、壊れても直すことによってさらに愛着がわくこともあるでしょう。
      このように一概には言えませんが、使ってくれる方や使ってもらい方をしっかりイメージして作られたらいかがでしょうか?
      そうして気に入ってもらえれば、直しながらでもず〜っと使ってもらえる気がします。

      おしゃれかどうかはわかりませんが、もぅここまできたら自分が好きか嫌いかで生きていくしかないので(笑)

  2. 愛着がわく物造り「なるほど~」使って貰うことをイメージして、私には難しいですが、心に留めて製作してみたいと思います。ありがとうございます、神の言葉として肝に銘じます。

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