回転、時代。

浅草寺の裏側、通称“裏浅草”とよばれるエリア。
浅草といえばやはり“浅草寺”が一般的ではありますが、実は浅草の地場産業が“皮革工業”だったりすることは、ほとんど知られていません。
そしてこのエリアがまさに革と革靴の問屋街になっています。
その一角にウチもお店を構えさせてもらってますが、そこにもやはり栄枯盛衰があるワケで。

 

先日も自分もよくよくお世話になった、老夫婦が営む自転車屋さんがなくなりました。

ある日、自分の友達が街中でパンクをして立ち往生してるとfacebookにあげていました。
それを見て、ここのご主人に相談すると“クルマ貸してやるから迎えに行ってあげな!”とポーンとカギを貸してくれたことは忘れることができません。
他にも自分が持っていない工具が必要になると、“ほれ!”と貸してくれる工具はめちゃくちゃ年季が入ってて、なんかとんでもなくスゴいものを借りたような気になったものです。
改めてお話を伺うと、なんとここで55年!
一生懸命、寡黙に自転車を直し続けるご主人と、通り行く人に気さくに声をかけ、そのご主人が直す背中をずっと見つめるお母さん。
幸か不幸か、そんなお二人の歴史の最後を見届けることになってしまいました。

どうかお元気で。

 

 

そして、ウチの真裏にあった某有名革問屋さんの跡地にも、いよいよ10階建てのマンションが。
日当りがめっちゃ悪くなってしまいました(泣)

 

まぁでも。
そんな時代の移り変わりは、いつの時代にもあるもので。
いつまでも寂しく思っていても仕方ない!
いつか自分にもくるそんなときに後悔せぬよう、今の自分にできることをして楽しまなくては。

 

 

ちょっと作業の手を止めて、いつもの気分転換木工所(笑)
前からちょっと寂しいなぁ〜と思ってたここの壁。
ピ〜ンとひらめきまして…

 

昔もらって、裏にほったらかしにしてあった“廃パレット”を棚にして付けてみました!
アサガオも植えてみたので、上部の金網がアサガオでいっぱいになってくれたらいいな〜♪

 

 

こりゃもう園芸屋だ(笑)

 

 

 

 

 

 

タマラン節。

いやほんと、い〜い季節になってきました…
植物愛好家としても今が一番タマラン時期です。

二年前、園芸屋さんの片隅で廃棄処分寸前になってたところをたまたま見つけてかわいがってきたハゴロモジャスミンも、やっと花を咲かせてくれました!
他のつぼみも咲き始めたら、きっとジャスミンの香りが辺りに漂うことでしょう。

いや〜、タマランタマラン♪

 

先日、すんごくステキな本屋さんに出会いまして。

下町の古〜い雑居ビルの入り口に、ひっそりと置かれた一枚のカンバン。
狭くて急な階段を4階まで登ったところにその本屋さんはあります。
“平日はここで作業がある日しか開けてないんですよ〜”という面白い店主がセレクトした本は、今の自分にグサグサくるものばかり!
そんな中、表紙だけで“買う!”と決めた一冊の雑誌。

知らなかった。こんな雑誌があるなんて。

自分も足繁く活動してるクラフトフェアの特集、さらにこれが創刊号。
ページをめくると自分が知りたかったこと、感じてたけど言葉にできなかったこと、新しく気づかされたこと…などなど、一時間ほどであっという間に読んじゃいました。

クラフトフェアはプロのものか?アマチュアのものか?
クラフトフェアの審査基準はなぜ明文化されないのか?
クラフトフェアの書類審査はどのように行われているのか?
クラフトフェアは売り場か?それとも作品発表の場か?

タマラン内容です。今の自分にとっては(笑)

 

そして一番テンションが上がったページがありまして。
全国のクラフトフェアのスケジュールを網羅している“つう工房”の管理人さんが、クラフトフェア私的ベスト5をあげてらっしゃったんですが、一位がなんと“くらふてぃあ杜の市”。
そう、6月4・5日にワタクシも参加させていただく会場だったのです!
こりゃタマラン。
今からめちゃ楽しみです。

でもその前に!
初めての二回目参加となる“土澤アートクラフトフェア”がいよいよ迫ってまいりました。
クルマで片道7時間半はなかなかのしんどさですが(笑)
前回お会いできた方や、新しく出会える方とのご縁を考えると、も〜タマランですわ♪

現在、今まで経験したことないペースで商品を作っております!
お楽しみに〜

 

 

 

 

 

ドラマチック土曜日。

先日、ご近所さんがくれた桜の枝。
瓶に挿してあるだけなのに、見事に花を咲かせてくれました。
我がホームタウンの桜の名所“隅田公園”も、ちょうど今が満開で見頃。
でも今年は昼間にお花見の予定がなく…
この玄関先で可憐に咲いた桜を眺めながら、春の訪れを感じております。
そしてその日が、不思議な不思議な一日になることもつゆ知らず。。。

実はついきのう(4月2日)のお話。

この桜を眺めながら、いつもと変わらぬ営業時間。
“こんちはー!”と入ってきたのは同郷のクラフター仲間さん。
久しぶりに東京へ来たとのことで、立ち寄ってくれました。
お会いするのは約2年ぶり。
業務用のミシンを手に入れて、技術を勉強するために大阪まで通っているスゴい方です。
同じ“伊勢弁”で交わされる会話は心地よく、あっという間に時間が過ぎます。
そしてまた再会を約束して別れました。

その数時間後

作業をしていると、外から一生懸命手を振る男性。
以前、共通の友達の結婚式で仲良くなったMくんでした。
なぜか彼と会うのはハワイだったり、バンディの地元伊勢だったりと、不思議なところでよく会うのに、お店に来てくれたのは初めて!
“今自分に元気をくれるのはバンディさんかなって思って…”と、わざわざ会いに来てくれたんですが、顔を見るなり“あれ?バンディさん疲れてます??”なんて言われる始末(笑)
彼とは一年半ぶりの再会。
お互いの好きなインテリアや犬の話で盛り上がってると…
今度は外からニヤニヤしながら、店の中を見つめる女性が。
よ〜く見ると、これまた古い友達!
“なんか今会わなくちゃと思ってさ〜”と、これまた初来店。

自分的にはものスゴいレアな顔ぶれで楽しくて楽しくて。
3人でいろんな話で盛り上がってると、またもう一人男性が入店。
でもこの方は面識がなく、フリーの方かな〜って思っていました。
自分たち三人は相変わらず盛り上がってしまってたんですが、10分ぐらいたっても商品を見てくれてる。
さすがに“うるさくてすいません…”と声をかけると、“◯◯くん(バンディの本名)お久しぶりです。自分のことわかりますか?”と言うではないですか。
“え?え?え?”とその男性の顔をあやしいぐらいじ〜っと見ると、ビビビっと思い出したのです!
なんとその男性は、バンディが中学生の時のバスケ部の後輩だったのです!!
なんと25年ぶりの再会。
っていうか、気づいた自分がスゴい(笑)
たまたま浅草に家族で泊まることになったらしく、なんとなくバンディがお店をやってるらいしいとウワサを聞き、わざわざ探して会いに来てくれたんです。

こんなドラマチックな一日って…あるんですね。

 

“元気そうでよかった”

“会いに来てよかった”

そして

“会いに来てくれてありがとう”

 

素直な気持ちで交わされるそんな言葉たちは、今年も吹き始めた春の暖かい風のように、少し疲れた心をほっこりとさせてくれると同時に、こんな自分でも“会いたい”と思ってくれる人がいる、というありがたみがカラダをゆっくりと温めてくれた気がします。

ホントにホントに

ご縁をありがとう!

毎年見る桜の花がちょっとだけいつもと違って見えた、不思議な土曜日でしたっ。

 

さてさて!

アイテムは次ぎから次へと出来上がってきております。

新しいトートバッグもイメージ通りにできあがりました!
企画展まではラスト一週間。
いろんな作品を見て、感じてもらえるように最後まで作り続けます☆

 

 

 

 

 

なんてシアワセ。

今週は楽しいコトがいっぱいありました♪
その中でも大きな2つのコト。

 

 

バンディが東京のオヤジと慕っている、レザーメイトさとうのさとうさんが還暦を迎えられました!
そこでなにかサプライズはできないものかと考え…
さとうさんがず〜っと聴いているラジオ番組にお祝いしてくれないかとメールしたところ、ナント採用されまして。
先日ラジオに生出演させてもらいました!

結果は…サプライズ大成功!
状況を把握できず、何を聞かれても“ハイ…”としか言えないさとうさんが最高に面白かったです(笑)

これからもどうかお元気で。
ぜひ“ルーブル美術館へ行きたい”っていう夢、叶えてくださいね!
お店のサポートはお任せあれ♪

 

 

そしてそして

去年、おととしとバンディの夏の講習会に参加してくださったHさんが、お店にサイフを買いに来てくれました。
と、そこで見せてもらった一枚の引換券…

実はご主人がHさんへのお誕生日プレゼントとしてくれたそうです。

いや〜、なんかいい言葉が見つからないけど、本当に嬉しい!
こんなに自分が作ったアイテムに思い入れを持ってもらえるなんて。
最高に幸せ!

さらにHさんご夫婦、来月から二年間スペインのバルセロナに住むそうで…
ちゃっかり来年遊びに行かせてもらうことにしましたっ♪
がんばって積み立てしなきゃ(笑)

 

 

人と人の繋がりって、本当に面白い!
誰かと繋がることで、今の自分が保たれたり、新しい何かが動き出したりする。

バンディが唯一信じてる星座占いに
“2016年は過去12年間の総決算の年になります”
って書かれてました。

これはこれはえらいこっちゃな一年になりそうだと、新年早々苦笑い。
そんな2016年、早くも2月が終わりかけではありますが、その“総決算”の実感がすでにありすぎ。
あとの10か月、身が持つか心配になってきた一週間でしたっ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーン。ごめんなさい。

きのう(14日)は突然お休みしてしまってすいませんでした。
ワタクシ、頭痛持ちなもので、朝からダウンしておりました。
寝ていても頭の中でピンポンピンポンと電子音のようなものが…と思ったら、本当にピンポンが鳴ってる!?
起きて時計を見ると、営業時間をとっくに過ぎてる!
慌てて降りていくと、若いお二人が店の前に立っておりまして…
お客さんに起こされるという大失態(笑)
もうホントにすいませんでした。。。

 

minneで見ていただき、実物を手に取りたいとご来店くださいました。
お若く見えたので、歳を伺うとなんと19歳!
いや〜、こんな10代の方にも気に入ってもらえるなんて、嬉しいやら不思議やら。
自分の中では一応30代以上をターゲットにしてるつもりなのですが…ボクみたいなド素人のマーケティングなんてなんの当てにもなんないですな(笑)

でも気に入って使ってもらえるのがなにより嬉しいコト。
末永く愛用してもらえますように!
ありがとうございました。
そして大失態ごめんなさい(笑)

 

お知らせです〜

おかげさまでこの春二つ目のイベント出店が決まりました!

4月16(土)17(日) 群馬の森クラフトフェア

どんな方々と出会えるか楽しみです!

まだなんにも在庫ができてないぞー(笑)

 

 

 

 

 

笑い話のネタにならぬよう。

ここのところ、嬉しいご縁が続いております。
先日も

 

小中学の同級生が突然来店!
彼女と会うのは約25年ぶりです。

facebookでは一年ぐらい前…かな?
繋がってはいたんですが、まさかまさか再会が叶うとは。
しかも地元からほど遠く離れた場所で。

そりゃもうなんて言ったって25年ぶりですから。
お互いの知らない歴史を聞いたり聞かれたり(笑)
昔から才女だった彼女、今は某大学の准教授になっていました。。。
スゴいなぁ〜。

たった30分ほどでしたが、とてもあったかくて楽しい時間をすごさせてもらいました。
来てくれて本当にありがとう!
話が盛り上がりすぎて、お待たせしてしまったご主人と息子さん…ごめんなさいです。

 

今思うと、小中学校の仲間って本当に特殊な集まりだったんだなって思います。
だって集められた理由が…

“同じ学区に住んでるから”

誰と付き合うか。
今は当たり前のように自分で決めますよね?
でも昔はそんな理由で集められてたんだなって思うと、そりゃ仲のいい悪いが出てくるのはトーゼンですわな〜。相性なんて完全に無視ですから(笑)

 

オトナになってからも友達はできる。
これは自信を持って言えます。
現に自分は見知らぬ地だった東京に出てきてから、爆発的に増えました。
できるできないは、自分の気持ち一つだと思ってます。

でもそうしてると、今からでは絶対に作れない友達がいることに気づきます。
それは

“子供時代を共に過ごした友達”

です。
いくら変な理由で集められようとも、この時間を共有してる友達は奇跡のような存在で、実はとてもとても大切な存在であることをオトナになってからわかりました。
まぁ同窓会で会ってみると、ウマが合わないヤツとはやっぱり合わないですけど(笑)

約25年の時を経て、こうやって再会できるということは、なにか特別なご縁を感じざるを得ません。(変な意味じゃなくね)
さらにこう思える同級生数人と繋がれているのは、本当にありがたいことです。
そしてそんな友達がたずねてきてくれるこのお店をやってて、本当によかった。

近い将来、友達が再度訪ねてきてくれたとき

 

“あれー!なくなってるやん!!”

 

って笑い話のネタにならないようがんばりマス(笑)

 

 

 

 

 

 

持った甲斐があったっちゅーもんです。

やっと…というかなんというか。
冬らしい天気が続くようになってきました。

今まででは信じられなかったような“ドカ雪”や、ちょっと大げさすぎる天気予報にもちょっとずつ慣れてきたような…
そんな感じがします。

 

そんな外の様子とは逆に、ここ数日アツかったのがネット販売。
先日、またminneさんのトップページに取り上げていただいたのがきっかけで、たくさんお問い合わせやご注文をいただきました!
写真と文章しかないページから、信用してアクションを起こしていただいたみなさん、本当にありがとうございます。
何分一人でやっておりますので、至らない点もあるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

そしてけっこう多い、“ラッピングリクエスト”。
自分が普通のお客さんだったころは想像もしなかったですが、いざ作り手の立場になってみると大事な方へのプレゼントとして選んでもらえるのは嬉しいものです。
でも実はラッピングの経験があまりない(笑)
どーしたものかと考えましたが、とりあえずやってみました!

 

 


まぁこれに至るまでのちょっとした裏話はあるものの(笑)、なかなかいい感じにできたんじゃないでしょうか??
このウチでグングン育ってるローズマリーの香りもたのしんでいただけたらなと。

 
届くまで

元気でいてね

ローズマリー

(笑)

 

それともう一つ、嬉しいことがありました!

 

minneでウチを見つけてくださって、“直接見たい!”とわざわざご来店いただきました。
いや〜、本当に嬉しかったデス。
こういう出会いがあるからこそ、お店を持った甲斐があったというものです。
なんか“人生話”みたいなので盛り上がってしまい、だいぶ引き止めてしまいました。。。すいません。
また遊びに来てくださいね!

 

春のイベント用の在庫、作れるのか?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

カンバン事情。

自称“路地裏すぎる店”です。

住所こそ“浅草”ですが、浅草寺の裏側、通称“裏浅草”と呼ばれる地区にお店はあります。
あまり知られていませんが実はこのあたり、革と靴の問屋街なのです。
それこそバッグ屋を営む自分にとってはとてもとても恵まれた環境なのですが…
平日こそ働く人たちの姿でガヤガヤしてますが、週末はほとんど人がいません。
静か〜な街です。

でも、これが良くてここに来ました。

ウチへと続く細道は、地元の人でも知らないぐらいマイナーウェイ…
去年の“ドカ雪”のとき、この道沿いの家はウチしかないので、端から端までぜ〜んぶ自分一人で雪かきしました。
ちりとりで(笑)
ずっと前屈みでやったので、途中で上半身がちぎれるかと思ったのを思い出します。
なんだか今年も暖冬でヤバそう…。

そんなマイナーすぎる道の入り口に、カンバンを置かせてもらえるようになったのは去年の11月ごろ。
いつもお世話になっているその角の革問屋さんの若社長にお願いしたら、“土日祭日だけなら”という条件で許可をもらいました。

 

フル手作りながらも、なかなか気に入っておるのです。
するとこれがたいしたもので、ちょこちょこフリーのお客さんが見に来るではないですか!
こりゃなかなか効果があるな…とほくそ笑んでたのですが、ここで重大な問題が。

お客さんが店に入ってこない。

店の前までは来てくれるんですが、おそるおそる覗き込んで…引き返す。
次のお客さんも…引き返す。

まぁあれです。何屋かわかんないんでしょうね(笑)
しかも狭いので、入ったら出にくいのは想像がつくので入りづらいと思います。私も(笑)

でもやっぱりこちらとしては勇気を出して入ってほしいのです。
もちろん捕って食べたりしないし、買わなくてもいいですから。
そのためにできること。
今から店を広げることはできない。
“お気軽にお入りください”なんてメッセージはヤボだし。
とりあえず立て看板をイジってみようかな…と。
せめて何屋さんかわかるように(笑)

そこで思い出した、昔買ってあったこんな本。

 

いきなり上手くなんてできないけど、とりあえずやってみよっと!

 

 

 

 

 

2015年とは。

“自分の城”
2015年4月某日。
夢が叶った日。
人が好き。
だから
人が集まる場所を作りたい。
24歳のときに生まれた夢。



“人”
このお店ができたから出会えた人たち。
このお店ができたから再会できた人たち。
いろんな人から経験と感動をいっぱいもらいました。



“雨”
今年の梅雨は長かった。
早く終わってくれって何度祈っただろう。
植物は…嬉しいのかな?



“夏期講習”
難しいからね。三人ぐらいでも集まってくれたら…
の思いとは裏腹に
すごい人数の申し込み。
出来上がったバッグを見て
嬉しそうにはしゃぐ姿。
それを見て(心の中で)はしゃぐ自分。
来年もできたらいいな。



“minne”
お店を構えると同時に
ネット販売も本格的に始動。
最初の3か月はお客様ゼロ。
でもこまめに続けて今はかかせないツールへと。
また来年も
まだ見ぬ誰かに届け
わが作品。



“ワークショップ”
もっと気軽に革に触れて欲しい。
そんな思いで始まって
たくさんの方に受けてもらえました。
出来上がりを喜ぶ顔。
また来年も
たくさん見れますように。



“イベント”
実は自分の中で今年一番…なんというか
大きな出来事だったり。
お店をやったことで新たに気づく
それでもやっぱり外へ出なきゃいけないということ。
来年は
たくさん参加します。



“相棒”
今年最後にメンテ&初カスタム。
その違いにあっと驚く。
今から次の出来上がりが楽しみ。




どうやったらいいのか
なにが正しいのか
まったくわからないまま動き出したお店。
とりあえず自分の好きなことを詰め込むことしかできませんでした。

でもみなさんに支えられて
無事に2015年を締めくくれます。
支えてくださったみなさん
本当にありがとうございました。

そして来年も
このお店からたくさんの笑顔が生まれますように。

よいお年をお迎えください。

Qrinaf 須川豊澄

ガツンとやられて決めました。

いろんなもの(とは言っても革関係)が見れた休日。

尊敬する業界の先輩の展示会…
その発想力、素材の生かし方には相当刺激を受けました。
そして改めて感じる、日本の職人さんの技術力。
願わくは、もうちょっとしっかり見たかった…
でもお客(バイヤー)ではありませんので。
少しお話をさせていただいて、退却。

たまに
“Qrinafさんは展示会とかやらないんですか〜?”
って聞かれますが、そもそも卸をやっていない(やりたくない)のでやりません。
理由は…
店頭でバンディに聞いてみてください。
軽く30分はしゃべります(笑)

そしてそのようなアツいモノ作りとは対照的…なのか、表裏一体か。
かなり久しぶりにデパートなんかに行ってみたりして。
キライなんです。こういうところのバッグ売り場が(笑)
なんかかわいそうになっちゃうんですよね。
こんなに作って、売れ残ったらどうするんだろ〜…って。

 

ボクが乗ってる姿が、まるでボリジョイサーカスのクマみたいだって言われ続けながら(笑)、本当に気に入って10年乗ってる我が愛車。
ドイツの小さな小さなメーカーのものです。
また10年乗れるようにオーバーホールしてもらいました。

 

人それぞれ考え方はあるでしょうし、ファストファッションを否定はしません。
ただそのものを、“本当に気に入っているかどうか”で、モノの選び方が変わってくると思ってます。
ファスト〜なものでも、本当に気に入っているなら大事にするでしょう。
耐久性はないかもしれませんが。

気に入って、ず〜っと大切に使ってもらえる。
当たり前のようで、なかなか難しい。
でもそんなモノ作りをしていきたいな。
これからもずっと。

 

そんなことばっかり考えてたある休日の最後に、思わぬご褒美が。
美味しいケーキじゃなくて(笑)、いい本との出会い。
グチグチ考えてる心をガツン!とぶん殴ってくれた気がします。
今の自分と、これからの自分に必要なのはこれかなと。

 
これから週一冊のペースで本を読むことを誓います☆