ポーチシマシマ。

だいぶ夜明けが早くなってきましたね〜。

ウチはアトリエと自宅が一緒なので、以前は何時までも作業をしてました。
それこそ自宅フロアへは寝に行くだけ。
作業自体は仕事ですから何時間やってようといいと思うのですが…そうなるとどうしても夜型になりがちです。
去年の秋頃、“こんなんじゃあかん!”と突然思いまして。
思い切って朝型にシフトチェンジ!
それ以来、朝5時半起きが続いております…今のところ(笑)

しかしそうやって寝ている間にも、季節は移ろっておりますな。
お花見が楽しみです♪

 

 

さて
たまには製作したアイテムのことでも(笑)

一つで二つの入り口を持つポーチ“Rosie”がおかげさまで完売しました。

ほとんどネット販売のほうでしたが、実物を見てさらに気に入った〜というレビューもたくさんいただき、ホッとしております。

 

次は春夏なので、ポップな感じで。
革はこれまた秘蔵の中からイタリア製のベロアレザーを。
写真ではなかなか伝えづらいですが、これもかなり手の込んだ作りになっています。

赤と黒のラインはベルベット生地で革に貼付けてあり、緑とベージュの部分は革の本体ですが、ほんのりゴールドとシルバーのメタリックペイントが施されており、見る角度によって色が違って見えるという摩訶不思議なベロアレザーです。

 

実はこのポーチで一番大変な作業がコレ。
一つで二つのファスナーが必要なので、これがけっこうな数になります。。。
この状態から前後のコマ(金属部分)を切り外して作るので、クイキリ(金属部分を切る道具)を持つ手に毎回水ぶくれが。
エクセラは特に固いので。
まだまだ弱い手です。

 

そんなかんなですが

とりあえず完成!

イメージ通りできていい感じかと。
今回は一枚の革から赤×ベージュが7個、緑×黒が6個できました。
この革はもう手に入らないので、これでおしまいです。

意外と気づいてもらえないんですが…

 

一本のファスナーで左右色が違うんですよね〜。
ま、ちょっとした“遊び心”ってやつで(笑)

 

で、ここまでご紹介しておいてなんですが…
実はこのポーチはまだ販売しておりません。
4月から参加させてもらうイベント会場にて、まずは販売させてもらおうと思っております。
ぜひイベントにて実際にお手に取っていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

違うことがやりたい日もある。

それは突然やってきます。

きのうまで3日間、くしゃみ&鼻水地獄でした。
その様子をFacebookにあげたところ、多方面の花粉症さまから“歓迎”のお言葉をちょうだいいたしました。

でも…残念。

ワタクシは“ハウスダスト”でかかるので、3日間限定です。
まさに鼻がもげるかと思うような地獄のような3日間でしたが、花粉症の方々はず〜っとなんですよね。
本当に大変やと思います。

でも…新しく発症した人をあからさまに大大歓迎するのはやめたほうがいいと思いますヨ(笑)

 

 

さて

現在、春のイベントに向けてひたすら商品の在庫を作っております。
が、先日、鼻の両穴にティッシュをつめながら製作していたら、さすがにちょっと疲れてきたので(なんのせいだ?(笑))、次のアイテムに取りかかる前に前々から作りたいと思っていた“カンバン”を作りました。

ちょっと前にブログで書いた通り、ちょこちょこフリーの方ものぞいてもらえるようになったんですが、店内に入ってきてくれない…
それは単純に“何屋かわからない”からではないかと勝手に仮説を立てまして。
せめて何を取り扱っているお店か書いて伝えなくちゃね、ということで。

 

もうイメージはできていたので、まずは板を切り切り…

 

その板に黒をベースにしたアンティーク加工を施します。

 

パソコンで配置やフォントを考えてプリントアウト。
その文字を写し取っていきます。

 

出来上がった文字も軽くサンドペーパーをかけて

 

ちょっとこなれた感じに。

 

以前に買ってあったアンティークの額縁に入れて完成!
初めてにしては上出来じゃないでしょうか!?!?

とりあえずこれで革のバッグとサイフを手作りして売ってます!
ということは伝わる…かな?(笑)

 

 

あとはお客さんカモ〜ン♪
ってな感じです。

春のイベントでも大活躍してくれそうな予感☆

 

 

さてさて!
気分転換もできたので、またひたすら作ろうかと思います。

革もいっぱい買ったし!
抜き型もいっぱい作ったし!

やるならやらねば〜

 

 

 

 

 

 

なんてシアワセ。

今週は楽しいコトがいっぱいありました♪
その中でも大きな2つのコト。

 

 

バンディが東京のオヤジと慕っている、レザーメイトさとうのさとうさんが還暦を迎えられました!
そこでなにかサプライズはできないものかと考え…
さとうさんがず〜っと聴いているラジオ番組にお祝いしてくれないかとメールしたところ、ナント採用されまして。
先日ラジオに生出演させてもらいました!

結果は…サプライズ大成功!
状況を把握できず、何を聞かれても“ハイ…”としか言えないさとうさんが最高に面白かったです(笑)

これからもどうかお元気で。
ぜひ“ルーブル美術館へ行きたい”っていう夢、叶えてくださいね!
お店のサポートはお任せあれ♪

 

 

そしてそして

去年、おととしとバンディの夏の講習会に参加してくださったHさんが、お店にサイフを買いに来てくれました。
と、そこで見せてもらった一枚の引換券…

実はご主人がHさんへのお誕生日プレゼントとしてくれたそうです。

いや〜、なんかいい言葉が見つからないけど、本当に嬉しい!
こんなに自分が作ったアイテムに思い入れを持ってもらえるなんて。
最高に幸せ!

さらにHさんご夫婦、来月から二年間スペインのバルセロナに住むそうで…
ちゃっかり来年遊びに行かせてもらうことにしましたっ♪
がんばって積み立てしなきゃ(笑)

 

 

人と人の繋がりって、本当に面白い!
誰かと繋がることで、今の自分が保たれたり、新しい何かが動き出したりする。

バンディが唯一信じてる星座占いに
“2016年は過去12年間の総決算の年になります”
って書かれてました。

これはこれはえらいこっちゃな一年になりそうだと、新年早々苦笑い。
そんな2016年、早くも2月が終わりかけではありますが、その“総決算”の実感がすでにありすぎ。
あとの10か月、身が持つか心配になってきた一週間でしたっ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーン。ごめんなさい。

きのう(14日)は突然お休みしてしまってすいませんでした。
ワタクシ、頭痛持ちなもので、朝からダウンしておりました。
寝ていても頭の中でピンポンピンポンと電子音のようなものが…と思ったら、本当にピンポンが鳴ってる!?
起きて時計を見ると、営業時間をとっくに過ぎてる!
慌てて降りていくと、若いお二人が店の前に立っておりまして…
お客さんに起こされるという大失態(笑)
もうホントにすいませんでした。。。

 

minneで見ていただき、実物を手に取りたいとご来店くださいました。
お若く見えたので、歳を伺うとなんと19歳!
いや〜、こんな10代の方にも気に入ってもらえるなんて、嬉しいやら不思議やら。
自分の中では一応30代以上をターゲットにしてるつもりなのですが…ボクみたいなド素人のマーケティングなんてなんの当てにもなんないですな(笑)

でも気に入って使ってもらえるのがなにより嬉しいコト。
末永く愛用してもらえますように!
ありがとうございました。
そして大失態ごめんなさい(笑)

 

お知らせです〜

おかげさまでこの春二つ目のイベント出店が決まりました!

4月16(土)17(日) 群馬の森クラフトフェア

どんな方々と出会えるか楽しみです!

まだなんにも在庫ができてないぞー(笑)

 

 

 

 

 

笑い話のネタにならぬよう。

ここのところ、嬉しいご縁が続いております。
先日も

 

小中学の同級生が突然来店!
彼女と会うのは約25年ぶりです。

facebookでは一年ぐらい前…かな?
繋がってはいたんですが、まさかまさか再会が叶うとは。
しかも地元からほど遠く離れた場所で。

そりゃもうなんて言ったって25年ぶりですから。
お互いの知らない歴史を聞いたり聞かれたり(笑)
昔から才女だった彼女、今は某大学の准教授になっていました。。。
スゴいなぁ〜。

たった30分ほどでしたが、とてもあったかくて楽しい時間をすごさせてもらいました。
来てくれて本当にありがとう!
話が盛り上がりすぎて、お待たせしてしまったご主人と息子さん…ごめんなさいです。

 

今思うと、小中学校の仲間って本当に特殊な集まりだったんだなって思います。
だって集められた理由が…

“同じ学区に住んでるから”

誰と付き合うか。
今は当たり前のように自分で決めますよね?
でも昔はそんな理由で集められてたんだなって思うと、そりゃ仲のいい悪いが出てくるのはトーゼンですわな〜。相性なんて完全に無視ですから(笑)

 

オトナになってからも友達はできる。
これは自信を持って言えます。
現に自分は見知らぬ地だった東京に出てきてから、爆発的に増えました。
できるできないは、自分の気持ち一つだと思ってます。

でもそうしてると、今からでは絶対に作れない友達がいることに気づきます。
それは

“子供時代を共に過ごした友達”

です。
いくら変な理由で集められようとも、この時間を共有してる友達は奇跡のような存在で、実はとてもとても大切な存在であることをオトナになってからわかりました。
まぁ同窓会で会ってみると、ウマが合わないヤツとはやっぱり合わないですけど(笑)

約25年の時を経て、こうやって再会できるということは、なにか特別なご縁を感じざるを得ません。(変な意味じゃなくね)
さらにこう思える同級生数人と繋がれているのは、本当にありがたいことです。
そしてそんな友達がたずねてきてくれるこのお店をやってて、本当によかった。

近い将来、友達が再度訪ねてきてくれたとき

 

“あれー!なくなってるやん!!”

 

って笑い話のネタにならないようがんばりマス(笑)

 

 

 

 

 

 

持った甲斐があったっちゅーもんです。

やっと…というかなんというか。
冬らしい天気が続くようになってきました。

今まででは信じられなかったような“ドカ雪”や、ちょっと大げさすぎる天気予報にもちょっとずつ慣れてきたような…
そんな感じがします。

 

そんな外の様子とは逆に、ここ数日アツかったのがネット販売。
先日、またminneさんのトップページに取り上げていただいたのがきっかけで、たくさんお問い合わせやご注文をいただきました!
写真と文章しかないページから、信用してアクションを起こしていただいたみなさん、本当にありがとうございます。
何分一人でやっておりますので、至らない点もあるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

そしてけっこう多い、“ラッピングリクエスト”。
自分が普通のお客さんだったころは想像もしなかったですが、いざ作り手の立場になってみると大事な方へのプレゼントとして選んでもらえるのは嬉しいものです。
でも実はラッピングの経験があまりない(笑)
どーしたものかと考えましたが、とりあえずやってみました!

 

 


まぁこれに至るまでのちょっとした裏話はあるものの(笑)、なかなかいい感じにできたんじゃないでしょうか??
このウチでグングン育ってるローズマリーの香りもたのしんでいただけたらなと。

 
届くまで

元気でいてね

ローズマリー

(笑)

 

それともう一つ、嬉しいことがありました!

 

minneでウチを見つけてくださって、“直接見たい!”とわざわざご来店いただきました。
いや〜、本当に嬉しかったデス。
こういう出会いがあるからこそ、お店を持った甲斐があったというものです。
なんか“人生話”みたいなので盛り上がってしまい、だいぶ引き止めてしまいました。。。すいません。
また遊びに来てくださいね!

 

春のイベント用の在庫、作れるのか?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

有言実行…されました。

前回のブログを書いた矢先に…

 

コレでした(笑)

今年は口に出したことがなんでも叶ってしまうのではないかと勘違いしそうです。。。
またちりとりで一人きり、延々と雪かきかと思いきや。
朝には雨に変わったので、なんとか溶けていってくれてホッとしました。

 

 

わが街ではよく見る光景…
メーカーさんの軒先で、普通〜に革が売られてマス。
もうこんな光景がすぐに見られて一安心。

でもまだまだ油断はできません。
早くシャベルを準備しておかなきゃな〜…っていつも思うだけなんですよねぇ(笑)
ホームセンターはしょっちゅう行ってるのに。

 

 

話は変わりまして。
この春に参加させていただくイベントですが、第一号の出店通知が届きました!
決まったのは…

クラフトフェア飯田 5/21・22

です!
長野のイベントは何度か見に行ったことはあるんですが、出店は初めて。
長野の方とどんな出会いがあるか、今から楽しみです♪
ぜひ遊びに来てくださいね!

 

そんなイベント盛りだくさんの春に向けて、ガンバッテ在庫作ってマス。

 

Long Wallet 【Alfred】はすべて手作りの特製キンチャクに入っております。
どんな人が気に入って買ってくれるかな〜…なんて。
そんな思いを巡らせながら、今日も明日も作ります。

 

 

 

 

 

カンバン事情。

自称“路地裏すぎる店”です。

住所こそ“浅草”ですが、浅草寺の裏側、通称“裏浅草”と呼ばれる地区にお店はあります。
あまり知られていませんが実はこのあたり、革と靴の問屋街なのです。
それこそバッグ屋を営む自分にとってはとてもとても恵まれた環境なのですが…
平日こそ働く人たちの姿でガヤガヤしてますが、週末はほとんど人がいません。
静か〜な街です。

でも、これが良くてここに来ました。

ウチへと続く細道は、地元の人でも知らないぐらいマイナーウェイ…
去年の“ドカ雪”のとき、この道沿いの家はウチしかないので、端から端までぜ〜んぶ自分一人で雪かきしました。
ちりとりで(笑)
ずっと前屈みでやったので、途中で上半身がちぎれるかと思ったのを思い出します。
なんだか今年も暖冬でヤバそう…。

そんなマイナーすぎる道の入り口に、カンバンを置かせてもらえるようになったのは去年の11月ごろ。
いつもお世話になっているその角の革問屋さんの若社長にお願いしたら、“土日祭日だけなら”という条件で許可をもらいました。

 

フル手作りながらも、なかなか気に入っておるのです。
するとこれがたいしたもので、ちょこちょこフリーのお客さんが見に来るではないですか!
こりゃなかなか効果があるな…とほくそ笑んでたのですが、ここで重大な問題が。

お客さんが店に入ってこない。

店の前までは来てくれるんですが、おそるおそる覗き込んで…引き返す。
次のお客さんも…引き返す。

まぁあれです。何屋かわかんないんでしょうね(笑)
しかも狭いので、入ったら出にくいのは想像がつくので入りづらいと思います。私も(笑)

でもやっぱりこちらとしては勇気を出して入ってほしいのです。
もちろん捕って食べたりしないし、買わなくてもいいですから。
そのためにできること。
今から店を広げることはできない。
“お気軽にお入りください”なんてメッセージはヤボだし。
とりあえず立て看板をイジってみようかな…と。
せめて何屋さんかわかるように(笑)

そこで思い出した、昔買ってあったこんな本。

 

いきなり上手くなんてできないけど、とりあえずやってみよっと!

 

 

 

 

 

今年もよろしくお願いします。

あっという間に2015年が終わり、あっという間に2016年になりました。
みなさまは年末年始、どうすごされましたか?

バンディはいつも通り、地元伊勢でのんびり。
おふくろが作ってくれるおせちを食べながら“笑ってはいけない”を観て、終われば一路伊勢神宮の外宮さんへ。
初詣を済ませ、次は隣接する豊川稲荷さんへ。
そこでおみくじをひく。
自分がおみくじをひくのは一年に一度、このときだけ。
甘酒片手にどんどこ火にあたりながら、まっすぐに読みます。
かれこれ30年近くこのスタイルですが、気になる今年の運勢は…

“大吉”

自分が記憶する限り、4度目。
ちなみに20代は一度も出たことがなく、前回は2013年。
その年は現アトリエの物件と出会った、まぎれもなくミラクルイヤーでした。

さて今年はどんなことがあるでしょう…

 

そうは言っても、いつもと変わらずに一つだけ言えること。
それは

“目の前のコトを一つ一つこなしていく”

これしかない。
自分の“ボチボチ精神”は、今年も健在です。

 

あとはもうなんせ作り続ける。
自分が“いい”と思えるモノを作り続ける。

Qrinafを知っている人にも、知らない人にも。
誰かのライフスタイルを少しでも豊かにできるように。

 

2016年、Qrinafのキーワードは

【地方イベント】 【minne】 【ショップ】

です。
今年もどうぞごひいきに。

 

 

 

 

 

2015年とは。

“自分の城”
2015年4月某日。
夢が叶った日。
人が好き。
だから
人が集まる場所を作りたい。
24歳のときに生まれた夢。



“人”
このお店ができたから出会えた人たち。
このお店ができたから再会できた人たち。
いろんな人から経験と感動をいっぱいもらいました。



“雨”
今年の梅雨は長かった。
早く終わってくれって何度祈っただろう。
植物は…嬉しいのかな?



“夏期講習”
難しいからね。三人ぐらいでも集まってくれたら…
の思いとは裏腹に
すごい人数の申し込み。
出来上がったバッグを見て
嬉しそうにはしゃぐ姿。
それを見て(心の中で)はしゃぐ自分。
来年もできたらいいな。



“minne”
お店を構えると同時に
ネット販売も本格的に始動。
最初の3か月はお客様ゼロ。
でもこまめに続けて今はかかせないツールへと。
また来年も
まだ見ぬ誰かに届け
わが作品。



“ワークショップ”
もっと気軽に革に触れて欲しい。
そんな思いで始まって
たくさんの方に受けてもらえました。
出来上がりを喜ぶ顔。
また来年も
たくさん見れますように。



“イベント”
実は自分の中で今年一番…なんというか
大きな出来事だったり。
お店をやったことで新たに気づく
それでもやっぱり外へ出なきゃいけないということ。
来年は
たくさん参加します。



“相棒”
今年最後にメンテ&初カスタム。
その違いにあっと驚く。
今から次の出来上がりが楽しみ。




どうやったらいいのか
なにが正しいのか
まったくわからないまま動き出したお店。
とりあえず自分の好きなことを詰め込むことしかできませんでした。

でもみなさんに支えられて
無事に2015年を締めくくれます。
支えてくださったみなさん
本当にありがとうございました。

そして来年も
このお店からたくさんの笑顔が生まれますように。

よいお年をお迎えください。

Qrinaf 須川豊澄