信じたくナイ。

イタッ!イタタタタタッ….



朝起きると突然、腰回りに激しい痛みを感じました。
寒い時期になると、古傷で痛むのはヒザなんですが、腰がこんなに痛くなるのは初めて。


『いよいよ痛◯湯か…(AMラジオを聴く方にはおなじみの漢方(笑))』


な〜んて一瞬、本気半分冗談半分で思ったりもしたのですが、なんだか腰に違和感があったのは先月から。
慌てていつもお世話になている整骨院に飛び込んだのです。


『う〜ん…なんか神経痛っぽいけど…何か心当たりはないですか?普段の生活で何か変えたこととかないですか?』


先生にそう言われて一つ、ピーンと来たことがありました。
それは“作業用のイス”。



右がこのアトリエに来てから、ズーッと使ってた丸イス。
左が今使っている、ちょっと前にブログでも書いた“作業イス専門店”で見繕ってもらったヘンテコな形の作業イス。

そもそも、丸イスでの作業で腰が痛くなったので、思い切ってええイスに替えてみたのですが、その時とはまったく違う場所が痛くなったのです。




『まだそのイスが犯人かどうかわかりませんが、とりあえずしばらく前のイスに替えて、様子をみてはどうですか?』




そう言われ、しぶしぶ丸イスで作業すること数日。



….痛みが治まってきた気がするぅ〜(泣)






20台の半ばごろ、地元でちょっと高級な家具を扱うお店で働いていたことがあります。
今思うと、よくあんな田舎で取り扱いができてたな〜って思うほど、世界中の有名な家具を取り揃えていました。

今では誰もが知る、超〜有名なマットレス“テ◯ピュール”もその時すでに取り扱っていました。
しかし、20年も前では『なんか手触りが気持ち悪〜い』と言われ、何がいいのかをコンコンと説明する毎日。
それでも、世界中の一流の家具に触れられて、とても充実した毎日だったのを覚えています。


そんな家具の中でも、自分は“イス”が大好きでした。
店内にあるイスでは飽き足らず、もっともっといろんなイスに座ってみたい!と思った自分は、東京に遊びに来てはいろんなインテリアショップを周り、手当たり次第にイスに触れ、座って、スタッフさんに話を聞いたりしたものです。

1万円のイスから、それこそ“名作”と呼ばれる数十万もするイスまで、様々なイスに座って、一つ、確信を得たことがあります。



それは、

どんなに良いイスと言われているものでも、自分にとって心から落ち着くような座り心地を、必ず得られるとは限らない。



ということです。

世界的建築家ル・コルヴィジェが作ったイス“LC”。
ロバート・デ・ニーロがこよなく愛する、フェラーリの内装を手掛けるメーカーのイス“ヴァニティ・フェア”。
フランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテルと一緒にデザインしたイス“ピーコックチェア”。
1929年のバルセロナ万国博覧会で、スペイン国王夫妻臨席の為に作られたイス“バルセロナチェア”。
コペンハーゲンにあるSASロイヤルホテルのロビーに置くために作られたイス“エッグ/スワンチェア”。

こう書くと、どれもスゴいイスばかりですが、正直どれも座り心地はイマイチです(もちろん個人の感想(笑)ヴァニティ・フェアは最高です)



こういうことをわかったいたはず…なのに。
まぁ特に作業用のイスなんて、数分座っただけではわからなかったですが…。



なんでもそうかもしれませんが、自分の体に本当に合うものって、見つけるのが本当に難しいですよね。
だからこそ見つかった時は本当に幸せな気分になるんでしょう。


先日、生徒さんから言われました。



『今だったらリモート増えたし、売れるんじゃないですか〜?』



こいつ(イス)が犯人だとまだ信じられない…ってか信じたくないのよね(笑)






【今週の看板娘】

もしもーし。
鼻、埋もれてますヨー。




【今週の教室風景】

底にパイピング、キレイに入りました!
やっぱり高級感が出ていいですね♪



〜〜【生徒さん募集のお知らせ】〜〜
2021年1月より通ってくださる平日(昼・夜)の部の生徒さんを若干名募集します。
教室は消毒・換気・マスク着用を徹底し、感染予防に努めて営業しております。
新年より新しいことを始めたい!また、ミシン仕立てのレザークラフトをやってみたい!という方、一緒にレザークラフトをやりませんか?
ご興味がある方はぜひ一度体験教室にお越しください!
お申し込み・お問い合わせは、下記リンクの教室のホームページのお申し込みフォームからお願いいたします。

『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
詳細・お申し込みは下記のリンクからどうぞ。

工業用ミシンを使って本格的な本革バッグを作るレザークラフトを始めてみませんか?
お申し込み・お問い合わせ、パンフレットのご希望は当店へメール(qrinaf@gmail.com)またはお電話(03-6319-0146)にて。
またホームページにも“school”というバナーで詳細をアップしましたのでご覧下さい。

リンクはこちら⇨school

下記材料屋さんにもパンフレットを置いていただいておりますので、ぜひお手に取ってご覧下さい。

レザーメイト さとう さん
三洋商会 さん
角田商店 さん
Kファスナー さん

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

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「信じたくナイ。」への2件のフィードバック

  1. 自分に合った物とは、どんな物でもなかなか巡り会わないですね、最近は椅子の生活になってしまいましたが、それが原因か分かりませが、私も此処のところ腰の痛みを感じます。家にある椅子は一万円以下の安物でそれが原因ですかね?(笑) 最近、ミシンの台を作ってみました。良かったらInstagramを見て下さい。

    1. 本当になかなか巡り会わないです。。。
      それだけに巡り会った時の喜びは大きいですね!

      レザークラフトはずーっと座り作業ですから、腰痛はつきものですね。
      自分みたいに酷くならないうちに、何かしら対処してください!

      インスタ拝見しました!
      簡易的な腕ミシンみたいになって、バッグの口元等は劇的に縫いやすくなったのではないですか!?
      さすがですね。

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