工芸としての、革。

先週は大阪へ弾丸出張(?)してましたので、ブログはお休みさせていただきました。


いやぁ〜、ホントに刺激を受けました。
あのあと中村先生とお話しさせてもらう時間もいただいて、とっても有意義な時間を過ごさせてもらいました。

そのお話の中で…というか、常々中村先生がおっしゃっていること。それは



『自分たちから仕掛ける』



ステキな言葉です。
特に同じ“自営業者”としてはビビッとシビれるものがあります。

自分も仕掛けるのはキライじゃありません。
というか、むしろ好き。

浅草に来てから、周りの方も巻き込んでいろいろやってきました。
でも…自分が思っているほど、周りの方と協力して何かをするということが、自分には向いていない…ってことがわかりました。(だから自営(笑))




まぁホント、自分は一人でスモールに物事をボチボチ進めていく方が向いてるんでしょう!
身体はビッグですが!(笑)



前回の“内向き〜”からの、“ネガティブ”になっているわけでは決してありません。
独立して今年でちょうど丸10年。
続けてきたことで、向いてること、向いてないことがやっとわかった…ってことです。


遅ーい(笑)









さて





先日の大阪のちょっと前になりますが、これまた別の展示会にお邪魔してきました。


第一回 International Leather Craft Exhibition


いわゆる“革工芸”の作品展です。
少し前のブログでお手紙を送ってくださった、まつだみちこ先生が主催されたイベントです。

自分は仕立てしかやってこなかったので、同じ革という素材を扱っていても、革工芸はまったく未知の世界。
楽しく、そしてとても興味深く拝見させていただきました。



当然ですが…すべて革でできています。
いや〜、何がどうやったらこんなステキな作品になるのやら!?
終始、圧倒されっぱなしでした。



お会いできたまつだ先生に


『バンディさんも次回はぜひご参加くださいね。』


とありがたいことにお声がけしてくださいました。

が。


仕立てしかできない自分が、このバッグに勝てる気がまったくしない(笑)


でもまた来年、ぜひ観に行かせていただきたいです。





コロナ騒動の中、出来る限りの対策をしながら勇気を持って、イベントを開催されたまつだみちこ先生と関係者の方々、そして大阪のサンプル師が教えるバッグ教室の中村先生に敬意を表して。






【今週の看板娘】

桜も咲いてきたけど、菜の花も満開!
黄色に黒が映えるぅ〜(笑)




【今週の教室風景】

生徒さんからリクエストを受けていた、バーキン風の金具を用いたハンドバッグが出来上がりました!
難しくなりがちな“丸持ち手”ですが、特殊な押さえを使わず平ミシンでできるように大阪の中村先生と考えました。
自由課題の生徒さんに作っていただけます。
作る生徒さんによってどんな個性が出るか、今から楽しみです!




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●●4月から空いていた水曜日の夜はお申し込みをいただきました●●
●●ありがとうございました●●

※現在タイミングによっては入会していただけない可能性もございます。また、体験教室も教室開催日(水・木・土)の参加希望も難しくなっております。
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『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
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下記材料屋さんにもパンフレットを置いていただいておりますので、ぜひお手に取ってご覧下さい。

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三洋商会 さん
角田商店 さん
Kファスナー さん

ご検討のほどよろしくお願いいたします。







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「工芸としての、革。」への2件のフィードバック

  1. イベントの写真を見ると凄いとしか言えませんね。昨日、注文を受けていたフルートケースを渡すことができました。とても喜んで頂けたのでほっとしました、そして作った者として何か幸せ感を感じました。注文は渡すまでの心配と渡した時の感動がありますね、少し大袈裟ですかね (笑) そして今、注文を受けたショルダーバッグを製作しています。

    1. 普段自分が扱っている素材と同じなのに、まったく(作り方の)理解ができませんでした(笑)

      大野さんもドンドン腕をあげてらっしゃいますね!
      インスタを拝見して、なんだかこちらまで嬉しく感じます。
      やはり目の前でお客さんが喜ぶ姿を見れるというのは、直販の大きな魅力の一つ。
      その魅力を感じてもらえれば、これからもまだまだ作っていってもらえそうです。

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