春よ。遠き春よ。

ここ最近の“大げさ天気予報”にも慣れ、寒いながらもいい天気の東京です。
いつも散歩してる隅田公園では早くも

 

梅がい〜い感じに咲き始めました♪
通るたびにプ〜ンと甘い香りがして、ほんのりと春の足音を感じさせます。

今よりもっと若い頃…正直散歩の良さなんてまったくわからなかったけど、今はホントに楽しいです。
“犬を飼い始めたからでしょ〜”って思われるかもしれませんが、実はワタクシ独立当初から散歩を始めました。
なので散歩歴かれこれ6年ちょいでございます。
なんせこのお仕事は“イスに座ってなんぼ”ですから、月並みではありますが健康のため、足腰を弱らせないため…に始めたものです。

それ以来、季節というものを意識するようになったし、途中でよく会うようになった方々と少しずつ仲良くなっていく楽しさも覚えました。
またストレスがあるときなんかは、ガシガシ歩いて体中の血液をグルングルン回すことによって、驚くほど発散することも知りました。

そして今はお嬢と一緒に。
なんでも興味を示すお年頃なので、フラフラしたり引っぱったり。
そのたびに自分に怒られてますが(笑)
毎日朝晩約1時間ずつ、トコトコと歩いております。

自分も元々は田舎にいたのでわかるんですが、田舎の方があんまり散歩しない気がします。
でもたまには天気のいい日に公園にでも行って、散歩はもちろん、ちょっと飲み物とパンでも持っていくと、外で食べるゴハンが想像以上に美味しかったりします。
ぜひ散歩してみてくださいね♪

 

 

さて

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが(笑)
今週はいつもお世話になっている革問屋さんの展示会に行ってきました。

 

この問屋さんはイタリアをメインとしたインポートレザーが得意。
毎回実に様々な革を見せてくれます。

よく“イタリアの革ってなにがいいんですか〜?”って聞かれるんですが、こればっかりは一概に言えず…
これはあくまでも“私個人”の考えではありますが、原皮や工程、技術など様々な要因があると思いますが、一番の違いは“歴史”かと思っています。
日本で革が使われるようになったのは江戸時代ごろと言われています。
というと日本での革の歴史は100年ちょっと。
かたやヨーロッパでは、かのナポレオンが活躍した時代(1700年代)にはガンガンに使われていたみたいだし、ちょっとこれはさだかではありませんが自分がよく見かけるのは“古代ローマ”が舞台の映画の中なんかでも使われてるっぽい。
となると紀元前までさかのぼります。

これは…勝てないですよね(笑)

逆に。
例えばイタリア人に“いい畳を作ってみて!”と言っても、きっと無理かもしれません。
それほどにイタリアの革は、なんともい〜い雰囲気なのです。

でも近年、日本の革も飛躍的に良くはなっていると感じます。
原皮の違いはいたしかたないですし、水の違いもあります。
さらに感性がどーのこーのなんて言いだしたらきりがない。
ですがそこは技術の国、日本ですから!
素晴らしい革もたくさんあります。
自分もインポートレザーは好きですが、日本の革も積極的に使っています。
インポートでも国産でもいいものはいい!
大切なのは自分なりの革への価値観を養うことではないか…と思っています。

今回の展示会では、イタリアの革を1枚買いました。
一目で気に入った一枚。
これに国産のヌメ革を合わせて、春にピッタリのサイフを作ります。

乞うご期待♪

 

 

今週の看板娘

 

小さなお友達ができました♡

 

 

 

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「春よ。遠き春よ。」への2件のフィードバック

  1. 水戸も早咲きの梅が咲き始めました。2月18日から偕楽園で梅まつりが始まります、春はもうそこまで来ているのでしょうか?水戸はまだまだ寒いです。問題は花粉症の季節が近づいていることですが、バンディさんは大丈夫ですか?いま、長財布型のカード入れを苦労して製作しています、使用する糸がないので他のパーツと共に買い出しに浅草橋へ出かけようかなと思っています。一日掛かりになってしまうためなかなか出かける事が億劫になってしまいます。出かける時は火曜日にと思っていますのでまた、佐藤さんのところでお目にかかれると良いのですが、よろしくお願いします。

    1. そっかー、もう梅まつりの時期になってきましたよね。
      昔は熱海の梅園によく行ってました。
      梅の香りに包まれてシアワセですよね♪
      花粉症はおかげさまでまだデビューしておりません。
      佐藤さんはとてもヒドいので、毎年ボクのデビューを心待ちにしております。(笑)
      ここのところ天気はいいですから、気が向いたら浅草橋に来てくださいね!

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