与えてもらえる幸せ。

『お久しぶりでーす!』



お店のドアを開けた瞬間に発せられたその一言を聞いただけで、しばらく会っていなくても『お元気そうでよかったなぁ』ってすぐに感じられる、お客様のYさん。

その喋り方通り、とても快活でアクティブな女性です。


自分も、どちらかというと“元気を与えるタイプ”だと自負していますが、Yさんはバンディに“元気を与えてくれる”数少ないタイプのお一人。

久しぶりにお会いしたので、お互いに積もり積もったお話の引き出しが、次から次へと開けられていきました。



そんなYさんのお話の中でもとっても好きなのが、旅行に行ったお話。

Yさんの旅行スタイルもこれまたなかなかのストロングスタイル。
ツアーなどは一切使わず、すべて自分で手配や予約をして、現地に着いたら必ず移動手段はレンタカー。
途中でたまたま見つけて入ったレストランが、大当たりだった時の快感がたまらない!と弾けるような笑顔で言われると、こちらまでまるで自分ごとのように嬉しい気持ちになってしまいます。


そして、一通りお互いの話を出し尽くすと、Yさんは必ず自分の仕事を褒めてくれるのです。


『ホント、頑張ってるよね。』


『腕、上がったよね?ビックリしちゃった。』


『このグレードだったら、もっと金額あげたほうがいいと思うよ。』



この歳になると、もうあんまり褒めてもらえることもなくなるので(笑)
くすぐった〜い気がしながらも、自分が想いを込めて作ったアイテムを見て、まっすぐに感想を伝えてくださると『やっててよかったなぁ』って気持ちが、ひしひしとこみ上げてきます。


『この革でさ、あのバッグ作ってよ。』


一流の職人さんに洋服をオーダーされたり、数々のブランドバッグも所有したりと、とてもとても目が肥えてらっしゃるYさん。
そんな方にウチのバッグを選んでもらえるなんて、嬉しいやら恥ずかしいやら。






『忙しいだろうから急がなくていいからね!ゆっくり作ってね。』



最後まで気遣いとねぎらいの言葉をかけてもらい、一緒にお店の外へ出ると、そこには大きく輝くまん丸のお月様。


『Yさん、持ってるなぁ〜』


な〜んてえらっそうに心の中で思いつつ(笑)


『いつもいつも、気にかけてくださって本当にありがとうございます。』


だんだん小さくなっていく背中見送りながら、いつしか元気と感謝の思いが満タンになったバンディでしたっ。







【今週の看板娘】

犬友達のチュピートちゃんとドッグランに行ってきました!
でもまったく一緒に遊ぼうとしない2匹に苦笑いしかねぇっす(笑)





【今週の教室風景】

普段から手縫いで革の雰囲気を生かしたレザークラフトをされるこちらの生徒さん。
自由課題になって、初めてミシン仕立てでオリジナルバッグを作られました♪
これからもご自分の好きなスタイルを貫いていってほしいですね!







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ミシン仕立て専門
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※現在タイミングによっては入会していただけない可能性もございます。また、体験教室も教室開催日(水・木・土)の参加希望も難しくなっております。
詳しくはお問い合わせください。

『ぜんぜんミシン初心者なんですけど大丈夫なんですか?』
とおっしゃられる方が多いですが、ほとんどが初心者の方です。
ぜひ一度体験教室にいらしてください!

体験教室では実際に工業用ミシンを使って、レザーキンチャクを作っていただけます。
小さなキンチャクですが革を縫う・漉く・ヘリ返す・タグを作るなど、ミシン仕立てならではの技術を一通り体験してもらえます。
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工業用ミシンを使って本格的な本革バッグを作るレザークラフトを始めてみませんか?
お申し込み・お問い合わせ、パンフレットのご希望は当店へメール(qrinaf@gmail.com)またはお電話(03-6319-0146)にて。
またホームページにも“school”というバナーで詳細をアップしましたのでご覧下さい。

リンクはこちら⇨school

下記材料屋さんにもパンフレットを置いていただいておりますので、ぜひお手に取ってご覧下さい。

レザーメイト さとう さん
三洋商会 さん
角田商店 さん
Kファスナー さん

ご検討のほどよろしくお願いいたします。






















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「与えてもらえる幸せ。」への2件のフィードバック

  1. 人との出逢いは大切ですよね。先日、栃木の益子町の作家さんのアトリエに寄って楽しい話をして来ました。毎年、春、秋の陶器市には妻と出掛けるのです。帰りの車で電話が掛かって来て、以前、フルートのケースを頼まれた方から友人が頼みたいとの事、本当は気乗りしないのですが、来年話しを聞くことにしてしまいました。何か頼まれるとせっかく連絡を頂いて断れないのです。

    1. 益子の陶器市いいですね!
      自分もここ数年行けていないので、来年こそは行きたいと思っています。

      たまにありますよね、気が乗らないご注文(笑)
      でもそこは何事も経験だと思って、やってみたらいかがですか!
      自分だったら…やんわりお断りするかもです(笑)

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